投手復帰への第一歩、大谷がキャッチボール再開

August 9th, 2026

2週間以上にわたって投球を中断していたドジャースの二刀流スター、大谷翔平が8日(日本時間9日)、チェイスフィールドでのダイヤモンドバックス戦を前にグラウンドでキャッチボールを行い、段階的な投球プログラムを開始した。

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大谷はビジター側のブルペンでプライオボールを投げた後、グラウンドへ移動してキャッチボールを開始。90フィート(約27メートル)まで距離を延ばした。大谷が投球する姿を見せたのは、フィラデルフィアでブルペン入りした7月22日以来となる。

大谷が最後に先発登板したのは、1カ月以上前の7月3日。今季は14先発で8勝2敗、防御率1.79を記録しているが、左膝の痛みが長引き、マウンドから遠ざかっている。その間もDHとして出場を続け、左膝と右上腕二頭筋の負傷については、打席ではそれほど支障になっていないと説明している。

大谷が投球を再開したことで、今後の復帰過程も少しずつ見えてきた。まずは数日をかけてキャッチボールの距離を延ばしていく必要がある。遠投まで進めば、次は段階的なブルペン投球を開始。その後、打者を相手にした実戦形式の投球を経て、昨季と同じようにメジャーの試合へ徐々に復帰していくことになる。

この過程にどれほどの時間がかかるかは分かっていない。昨季、2度目の大規模な右肘手術から復帰を目指した際には、ブルペンでの段階的な投球だけで数カ月を要した。一方、実戦形式での登板は3度だけで、その後にメジャーの試合で登板している。ただし、今季は残り数ヶ月もない。理想的には9月上旬から中旬までにマウンドへ戻り、状態を仕上げるための時間をより長く確保したいところだ。

仮に大谷がレギュラーシーズン中に復帰した場合は、通常の先発投手ではなく、複数イニングを投げるオープナーとして起用される可能性が高そうだ。ポストシーズンでも、同様の起用法が採用される可能性がある。

「彼が二刀流の選手であることを考えれば、1イニングでも複数イニングでも、投げてもらえる分はすべてプラスになる。だから、1イニングでも2イニングでも3イニングでも、復帰までの時間についてはそれほど心配していない」と、デーブ・ロバーツ監督は今週初めに語った。

ドジャースが投手・大谷の起用法を具体的に検討できるのは、復帰過程がさらに進んでからとなる。この日のキャッチボールは、マウンド復帰という最終目標に向けた、長い過程の第一歩だ。