今永、2登板連続でフィリーズを圧倒

April 22nd, 2026

フィリーズ4−7カブス】シカゴ/リグレーフィールド、4月21日(日本時間22日)

今永昇太(32)は、前回の先発でフィリーズを圧倒し、三振を積み重ねて空振りを量産した。カブスの左腕は再び同じラインナップとの対戦に臨んだが、代名詞のスプリットがいつもほど鋭くないことをすぐに察知した。

今永は投球術の変更を迫られたが、支配的な投球は変わらなかった。

「真の好投手の証だ」とクレイグ・カウンセル監督(55)は連勝を7に伸ばした試合後に語った。「2登板続けて同じチームと対戦するのは簡単ではない。今永は本当によく投げた」と左腕をたたえた。

今永は7回1失点、1三振と好投。失点は強打者カイル・シュワーバー(33)に浴びたソロ本塁打のみに抑えた。スプリットが思うように機能せず1三振に終わったが、直球を主体に弱い当たりを打たせて素晴らしいシーズン序盤を継続している。

今季5試合の先発を終え、今永は29回を投げて防御率2.17、32三振、6四球、被安打わずか15としている。被安打のうち3本が本塁打で、今季喫した7失点のうち5失点を占めている。初登板で4失点した後の直近4試合は防御率1.13だ。

「今永は現在、非常に高いレベルで投げている」とカウンセルは語った。「繰り返すが、今永はこれまでもこうした投球をしてきた。特別なことではなく、能力を超えたものでもない。持続可能だ」と能力を評価している。

15日(同16日)、シチズンズバンクパークでのフィリーズ戦で今永は6回11三振と好投し、ピッチトラッキング時代(2008年以降)のカブス球団記録に並ぶ26回の空振りを奪った。その際は、フォーシームが35%、スプリットが33%というバランスの取れた投球だった。

今回の対戦で、今永は直球の割合を51%(87球中44球)に引き上げ、スプリットの使用を28%に抑えた。また、スイーパーの割合も減らし(15日の20%に対し、21日は11%)、攻撃的なスタイルを選択した。

それは一部には必要に迫られてのことだったが、カブスの捕手、カーソン・ケリー(31)も直球を増やす策が機能していると感じていた。

「試合前のプランを持って臨むが、打者の反応によって何をするべきか決まる」とケリーは語った。「それに、やはりその球を投げる必要がある。たとえ状態が良くなくても、今永のスプリットだ。必要な球だろう? 状態が良くなければ、痛手を負わないような使い道を探す。だが、今日の直球は本当に良かった」と振り返った。

「今永は直球を信頼していた。制球も非常によく、打者の反応を見て投げ続けるべきだと判断した。打者の見逃し方やスイングを見て、残りのプランが決まった」

ケリーは七回、今永がJ.T.リアルミュート(35)をシンカーで内野ゴロに打ち取った瞬間に言及した。

「あれができるのは、良い状態にあり、異なる球種を投げ切る自信がある証拠だ」とケリーは語った。

今永は1四球、3安打を許したが、六回のシュワーバーの本塁打を除き、走者を二塁より先に進めなかった。

カブスは五回まで、フィリーズの左腕ヘスス・ルサルド(28)から多くの走者を出したが、得点できなかった。モイゼス・バエステロス(22)が代打で出場し、救援のオリオン・カーケリング(25)から満塁で押し出しの四球を選び、カブスに先制点をもたらした。

カブス打線は勢いづいた。六回、マイケル・ブッシュ(28)が満塁から2ランを放ち、3-1と勝ち越した。七回には、ニコ・ホーナー(28)のソロ本塁打と鈴木誠也(31)の2点本塁打が飛び出した。いずれも救援のティム・メイザ(34)から放ったもので、リードを広げた。

終盤の猛攻は、今永の好投を援護するのに十分だった。