ベテラン右腕グレイ、6回無失点好投でア・リーグトップの14勝目

レッドソックスは7連勝

August 6th, 2026

ホワイトソックス0-4レッドソックス】ボストン/フェンウェイパーク、8月5日(日本時間6日)

素晴らしいシーズンを過ごしているソニー・グレイだが、直近2度の登板ではわずかに陰りが見え、9試合連続で続いていたクオリティースタートが途切れていた。

36歳の右腕に疲れが見え始めているのか?そんな見方を圧巻の投球で払拭した。

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グレイはホワイトソックスを相手に6回無失点の快投。新しいクオリティースタートの連続記録の始まりを期待させる投球で、絶好調のチームを勝利に導いた。

「本当に素晴らしかった」と、レッドソックスのチャド・トレーシー暫定監督はグレイを称えた。

「球場に到着した瞬間から、素晴らしい集中力と気迫に満ちていた。持ち味のスピンを自由自在に操り、狙った通りの投球を見せてくれた。低めに集めた変化球で多くの空振りを奪い、最高の登板だったよ」

トレーシー暫定監督率いるチームは7連勝を飾り、9カード連続の勝ち越しも決めた。62勝51敗となり、翌6日(日本時間7日)に行われる3連戦の最終戦で、ホワイトソックス相手のスイープを狙う。

レッドソックスは7月3日以降、25勝3敗という驚異的な成績を収めている。6月25日まで遡っても、30勝5敗と勢いは全く衰えない。

これほど凄まじい快進撃を続けるチームでプレーするのは、一体どのような感覚なのだろうか。

「勝つことが当然だという感覚だね。どんな試合展開になろうとも、球場に足を踏み入れた瞬間から、勝利への確信が揺らぐことはないよ」とグレイは語る。

グレイは3安打、2四球を許したものの、8三振を奪って今季14勝2敗とし、防御率を2.78に下げた。

「集中力、そして細部へのこだわり。それが優位性を生むんだ。自分の武器であるスピンを磨き、小さな積み重ねを大切にすること。日々の細かなディテールに注意を払うことが、マウンドで最高の自分を表現することにつながるんだ」とグレイは語る。

最高の状態のグレイを打ち崩すのは至難の業だ。球速が重視される現代において、右腕は究極の技巧派と言えるだろう。ア・リーグ単独トップの14勝目を挙げたこの日の最速は、わずか93.3マイル(約150キロ)だった。

グレイは持ち球の6球種すべてが冴え渡り、ホワイトソックス打線の41スイングのうち、17度の空振りを奪った。さらにその全6球種のうち、投球割合が30%を超えるボールは一つもなかった。

「本来の自分に近い感覚で投げることができた。これは良い兆しだね。体調も万全だったし、精神的にも非常に落ち着いた状態でマウンドに上がれた」とグレイは振り返る。

レッドソックス打線は最近の試合で猛打を振るっていたが、この日は比較的静かな内容だった。それでも、グレイとブルペンにとっては十分な援護となった。

初回、ウィルソン・コントレラスのタイムリーで1点を先制。三回にはウィルヤー・アブレイユが右翼へソロ本塁打を放った。アブレイユは直近10打席で4本塁打を記録している。

七回には、ジャレン・デュランが俊足を生かして貴重な追加点を生み出した。左前打で出塁すると二盗を決め、ホワイトソックスの捕手ドリュー・ロモの悪送球も誘った。

アンドルー・モナステリオが左翼へ打ち上げた飛球は、飛距離253フィート(約77メートル)。メジャーでも、この浅さで生還できる走者は多くないだろう。それでも俊足のデュランはタッチアップから本塁へ生還し、3万7517人で埋まったフェンウェイパークを大いに沸かせた。

「この球場が、自分たちの持つ野球への情熱や活力を引き出しているのだと思う。ここでプレーできることは本当に光栄なこと。今は最高に充実した、素晴らしい時間を過ごせているよ」とアブレイユは語った。