2月28日(日本時間3月1日)、ロイヤルズは外野手スターリング・マルテと1年のメジャー契約に合意と関係者がMLB.comに明かした。ベテラン外野手を獲得し、外野陣に右打ちの選手と厚みを加えた。
契約は身体検査の結果を待っている状況で近日中に正式発表される見込みだ。ロイヤルズは正式発表の際に40人枠を空ける必要がある。
37歳のマルテは、オールスター選出2度、ゴールドグラブ2度を誇るキャリア14年のベテランで過去4年はメッツでプレーした。ロイヤルズは過去数年で何度かマルテのトレード獲得に関心を抱いていたが、マルテのケガがトレードのチャンスを制限してしまった。マルテはメッツに在籍した4年間でわずか396試合にしか出場できず、鼠径部、首、片頭痛、右膝など多くの負傷に悩まされた。昨季は98試合に出場したものの、77試合はDHとして出場し、打率.270、出塁率.335、長打率.410を記録した。
ロイヤルズは対左腕、ベンチ用の右打ちの外野手を探しており、ヤンセン・プホルス記者が報じた通り、27日(同28日)からマルテの交渉が始まった。
ロイヤルズは、外野手のカイル・イスベルとジャック・カグリオーン、そして捕手兼DHのカーター・ジェンセンなど、左打者偏重の打線。左投手への対策を確実に講じたいと考えていた。外野手のレーン・トーマスは右打ちで、3ポジション全てをこなす。一方、マルテは、シーズン開幕から十分な出場機会を見込んでいるカグリオーンとジェンセンの代役となる日があれば、両翼やDHとして起用できる。マルテはまた、試合終盤、左腕に対する代打の切り札にもなれる。また、通算成績は右投手に対して.785、左投手に対して.770と、比較的中立的な成績を残しているため、必ずしもプラトーンで起用する必要はない。むしろ、ロイヤルズはマルテを別の選択肢として、様々なマッチアップに対応できる。そして、マルテが活躍すれば、出場時間を増やすことも可能だ。
マルテは14年間のキャリアで1530試合に出場し、打率.285、出塁率.342、長打率.440、163本塁打を記録し、総合指標bWAR39.8を積み上げてきた。
