イチロー惜敗も球場熱狂!マリナーズ初のOBホームランダービー、初代王者は元オリックス・ロメロ

August 8th, 2026

シアトルの球場を彩ったアーチの競演にファンが沸いた。

マリナーズは7日(日本時間8日)、球団史上初のOBによる「ホームランダービー」を開催。球団ゆかりのレジェンドたちが集まる中、元オリックス、楽天のステフェン・ロメロが初代王者に輝いた。

本命視されていたのは、やはりイチロー氏だった。打席に立つとスタンドから一斉に視線が集まり、打球が外野へ伸びるたびに大きな歓声が上がった。スタンドに打球を打ち込むと、観客からは大きな「イチロー」コールも。

1回戦では最多タイの6本塁打を放したものの、ボーナスタイムで1本にとどまり、合計8点。ロメロ、オースティン・ノラの9点に1点及ばず、惜しくも敗退した。

「全然いけると思ったよ。もう楽勝だとすら途中思ったけど、そうはいかない」

そのイチロー氏が「レベルがちょっと違った」と評したのがロメロだった。

メジャーでは通算4本塁打に終わったが、日本ではオリックス、楽天でプレーし、NPB通算96本塁打を記録。決勝ではノラを12-11で破り、見事に初代王者の座をつかんだ。

優勝賞品として、マリナーズの本塁打を象徴するトライデントのレプリカとチャンピオンベルトを手にしたロメロは、「10分間、急な坂道を走り続けたような感じ。息が上がった」と笑った。

さらに会場を盛り上げたのが、DJ Plenoこと、フリオ・ロドリゲスのDJデビューだった。左中間後方の「T-Mobile Pen」でDJを務め、ネオンが輝く会場に音楽を響かせた。公の場で観客を前にDJを披露するのは初めて。イチロー氏も「人を幸せにする特別なカリスマ性がある」と、その存在感を称えた。

OBによる球団初のホームランダービーは、ロメロの番狂わせあり、イチローの惜敗あり、そしてロドリゲスのDJデビューあり。世代を超えたマリナーズゆかりの選手たちが、球場を大いに盛り上げた。