金曜日、本拠地コメリカ・パークで、スペンサー・トーケルソンの決勝弾で、タイガースがカブスに3-1で勝利した。連続無失点記録こそ途絶えたものの、先発のタリク・スクーバルが7回2/3、1失点の快投でチームの連敗を止め、エースの役割を果たした。
スクーバルはこれで3試合連続で7回以上を投げる力投。相手先発ベン・ブラウンと共に、試合序盤は投手戦となった。直近の登板ほどの内容ではなかったが、守備の援護に助けられリーグ屈指のカブス打線を最少失点に抑えた。特に、ライリー・グリーンの左翼フェンス際でのキャッチや、遊撃手ハビエル・バエズや三塁手ザック・マッキンストリーの好送球が光った。
スクーバルはカブス打線の最初の13人中12人を打ち取る素晴らしいスタート。五回には、無死一塁の状況でダンズビー・スワンソンに二塁打を許すも、ピート・クロウ=アームストロングが三塁コーチ(元タイガースのクインティン・ベリー)のストップサインを見落としてオーバーラン。相手のミスも重なりピンチを免れた。
すると直後の五回裏、元カブス傘下のグレイバー・トーレスが2死からタイムリーを放ち、タイガースに先制点をもたらした。
しかし、六回にカイル・タッカーの右中間への二塁打で同点に追いつかれ、スクーバルの無失点イニングは21でストップ。5月20日カージナルス戦以来の失点となった。
だが、すぐに試合は再び動く。六回裏、トーケルソンがフルカウントまで粘ると、156キロの速球を左中間へ運ぶ15号ソロで再度、リードを奪った。
スクーバルは完投も視野に入っていたが、八回に3本の単打を許して降板し、代わってウィル・ヴェストが登板した。ここでもチームを救ったのは守備陣。ケリー・カーペンターが右翼フェンス際で鈴木誠也の当たりをジャンピングキャッチし、同点打を防いだ。
試合終盤にはうれしいサプライズも。この日、マイナー3Aトレドから昇格したジャマイ・ジョーンズが、タイガースでの初打席初球で代打本塁打を記録したのだ。
彼の兄はNFLのデトロイト・ライオンズで2015〜18年までプレーしていたT.Jジョーンズ。記念すべき一発は、兄がかつてプレーしたフォード・フィールドに引き寄せられるかのようにスタンドへと消えていった。
