左肘手術からの経過良好、スクーバルが術後2週間で2度目のブルペン入り

May 18th, 2026

タリック・スクーバル(29)が18日(日本時間19日)、左肘の遊離体を除去する手術を受けてから2週間足らずで、コメリカパークのブルペンに戻った。

スクーバルによると、先発登板前に投げるような、すべての球種を交えた通常のブルペンでの投球練習だった。次回の先発登板がそう遠くないかもしれないという好材料となった。実戦復帰の正確な時期については、まだ分かっていない。

スクーバルは「ここ(会見上の椅子)に座って、何日に復帰すると言えたらいいのだが、本当にそれは分からない」と語った。「マイナーでの調整登板など、これから多くのことがある。そうした登板を無事にこなすことが重要であり、それによって自分がどのようにここ(メジャー)へ戻るかも決まる。私もいつ復帰できるかという答えをここで提示できればいいのだが。答えは持ち合わせていないけれど、遅くなるよりは早く戻れることを願っている」と話した。

タイガースが先週、手術後初の投球練習を藤に終えたスクーバルをフロリダ州レイクランドにある球団の春季キャンプ施設からデトロイトに呼び戻した事実は、好材料だ。クリス・フェッター投手コーチ(40)やアシスタントコーチのロビン・ランド、ホアン・ニエベス(61)にスクーバルの動きを観察させ、進捗をチェックさせたいと考えるほど、リハビリが順調に進んでいることを意味している。

A.J.ヒンチ監督(52)は「良い兆候だ」と語った。「段階的なプロセスがスクーバルにとってうまく機能しており、すべての課題をクリアしてきたと思う。フィードバックも良い。この投球の後の経過はさらに良い。ミーティングを重ね、スクーバルを通常のルーティーンに戻すために、さらに多くの負荷を与えようとしている」と復帰への計画を明かした。

「マウンドでの進捗は、通常の先発投手のように5日、6日の間隔でかなり安定して行われるようになるため、デトロイトでフェッター投手コーチたちと一緒に取り組んでほしいと考えている。だからこそ、スクーバルを次のステップへ進めた」と続けた。

スクーバルは現在までに、肘の状態と内部の遊離体の性質を考慮し、肘の手術の権威として知られるニール・エラトロッシュ医師がスクーバルの症状に適していると判断したナノスコープ手術の恩恵を実感している。通常の内視鏡手術よりも回復が早く、復帰までのプロセスも短縮できるという期待があった。これまでの経過はその通りになっている。スクーバルは手術後に腕をギプスで固定する必要がなく、スリーブ(サポーター)を装着するだけで済み、関節の可動域を素早く回復させるためのリハビリに取り組むよう促された。術後3、4日で投球を再開した。

スクーバルは「最初にボールを手にした日から、投球が格段にスムーズになり、より自由に投げられる感覚があった」と振り返る。「メジャーのマウンドに戻るまでの今後の数日間は、問題がなく、状態が良いということを確認するため。そして、今は状態が良いと感じている」と回復の実感を語った。

「あのようなブルペンでの投球練習を終えても、以前に経験していた症状は一切ない。手術前に最後のブルペン投球を行った2週間前であれば、そうはいかなかっただろう。そのため、あらゆる要素を考慮しても非常に前向きなことだと思う。手術を受けてから症状は全く出ていない」と万全な状態に近づいているようだ。

スクーバルとタイガースの医療スタッフは、確認事項や次のステップについて、エラトロッシュ医師と連絡を取り続けている。当然のことながら、忠告の1つは、スクーバル自身の感覚に基づいて復帰を急がない、ということだ。

スクーバルは「少しセーブしようとしている」と語った。「受けている指導は、ただ『抑えなさい。状態は良く感じるだろうが、手綱を少し引いておきなさい。そして、良い反応を示し、各ブルペン投球からの回復が順調であり続ければ、マウンドに上がって勝負すればいい』というものだ。本当に状態が良く、全力で投げたいため、今はそこが最も難しい部分だと思う。しかし、そうしないように指示されている」と慎重にプロセスを進めている。