【アスレチックス2-6タイガース】デトロイト/コメリカパーク、7月7日(日本時間8日)
トレード期限まで残り4週間となり、タリク・スクーバルがタイガースの一員としてあと何度先発するのかは誰にも分からない。それでも、現ア・リーグのサイ・ヤング賞投手は、コメリカパークのファンの前で見せ場を作った。5回1失点でアスレチックスから9三振を奪い勝利に貢献した。
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前回の本拠地登板ではホワイトソックス戦とヤンキース戦に先発し、合計5本塁打を許したスクーバル(どちらも勝敗はつかず)。しかし、この日は前回登板の勢いのまま、2登板連続で9奪三振を記録した。キャリア2度目となる、初回からの3者連続三振を記録。もう一度は2024年6月9日のブルワーズ戦だった。
しかも、ザック・ゲロフはチェンジアップ、ニック・カーツはカーブ、シェイ・ランゲリアーズはスライダーと、その連続三振の決め球はすべて異なる変化球だった。さらに、試合を通してこの3人からは再度三振を奪っており、その際はいずれも97マイル超(約156.1キロ超)の速球で空振りを奪った。
走者を許さなかったわけではないが、勝負所での投球が光った。二回、97マイル(約156.1キロ)の速球でマックス・マンシーを見逃し三振に仕留め、2人の走者を残塁させた。さらに三回には、二塁に走者を置いた場面でランゲリアーズを再び97マイル(約156.1キロ)の速球で三振に取り、ピンチを切り抜けた。
それでもアスレチックスはスクーバルに球数を投げさせ、6球以上を要する打席を6度作った。五回2死からランゲリアーズがスクーバル相手に8球粘って四球を選んだ時点で、ブルペンではすでにカイル・フィネガンが肩を作っていたが、スクーバルは続投し、ジョナ・ハイムをゴロに打ち取ってこの回を終えた。
スクーバルが許した唯一の失点は、ルーキーの9番打者ヘンリー・ボルテによる本塁打だった。三回先頭、カウント3-1からのスライダーを左翼へ運ばれた。
スクーバルはオールスター前の12日(日本時間13日)のフィリーズ戦に登板する見込みだ。ただしA.J.ヒンチ監督はMLBネットワークラジオに対し、予定は変更される可能性があると話した。スクーバルの状態だけでなく、スイングマンのケイダー・モンテロがどれだけ投げるかにも左右されるという。今季は負傷もあってオールスター選出を気にする必要がなく、4日間のオールスター休みもあるため、指揮官はエースの起用についてある程度の余裕がある。
