今井達也、3年契約も退団の可能性アリ?!決断を求められるオフ

October 2nd, 2026

アストロズの今井達也(28)が、メジャー1年目を終え、早くも進路を選択するオフを迎える。今井は3年総額5400万ドル(約85億3800万円)で契約。2026、27年の各シーズン終了後にオプトアウト(契約破棄)できる権利を持つ。

「来年に向けて、再来年に向けて課題が見えるようなシーズンだったかなと思います」

今季は23試合(15先発)で6勝4敗、防御率4.93の成績。76回2/3を投げ、97三振、51四球だった。シーズン途中に先発からリリーフに回り、異なる役割も経験。「最初からうまくいくとは思ってなかったですし、いろんな状況で投げることもありましたし、アジャストしていくっていう部分が大変でした」と振り返った。

配置転換後は、登板機会とイニング数が大幅に減少。背景にはイニング数による出来高がある。そして、シーズン終盤のチーム方針による登板制限が今井の決断、そして代理人のスコット・ボラス氏(73)に影響を与える。

1年目の投球回に応じて翌年以降の年俸まで上がる出来高が契約条項に入っている。

【2026年投球回→3年間在籍時の総額】

  • 80回未満:5400万ドル(約85億3800万円)
  • 80回到達:5700万ドル(約90億1300万円)
  • 90回到達:6000万ドル(約94億8700万円)
  • 100回到達:6300万ドル(約99億6100万円)

基本年俸は1800万ドル(約28億4600万円)。80、90、100イニング到達ごとに100万ドル(約1億5800万円)が加算され、その金額が2027、28年の基本年俸にも反映される。今井は76回2/3で最初の80回に届かなかったため、残る契約は2027、28年の各1800万ドル(約28億4600万円)、計3600万ドル(約56億9200万円)となる。

つまり、今オフは残り2年3600万ドル(約56億9200万円)を確保してアストロズに残るか、オプトアウトを行使してFA市場に出るかを選択できる。代理人はすご腕で知られるボラス氏だ。FAで2年3600万ドル(約56億9200万円)以上の契約を勝ち取る自信が今井とボラス氏にあれば、今井はFAになる可能性が高い。

チームが今井を先発ローテの1人として、計算するかどうか。投手事情も、今井がアストロズを去るか、残るかを決める要素だ。先発陣には来季もハンター・ブラウン(28)、ピーター・ランバート(29)、ヘイデン・ウェスネスキー(28)ら候補がいる。クリスチャン・ハビアー(29)、ロネル・ブランコ(33)も控える一方、負傷歴や手術明けなど不確定要素を抱える投手も少なくない。今井が抜けてもローテーションの人数は確保できるが、先発陣が十分に整っているとは言い切れず、残留すれば先発の頭数として計算されるだろう。

メジャー1年目で得た経験と課題をヒューストンで次につなげるか。それとも新たな選択肢を探るか。今井の決断が注目される。

<2027年アストロズの先発投手候補>

  • ハンター・ブラウン(28)
    20試合(20先発)、6勝4敗、防御率3.19、107回1/3、124三振、55四球
  • ピーター・ランバート(29)
    29試合(29先発)、8勝10敗、防御率3.82、155回2/3、154三振、59四球
  • ヘイデン・ウェスネスキー(28)
    8試合(8先発)、5勝1敗、防御率3.35、45回2/3、36三振
  • クリスチャン・ハビアー(29)
    17試合(12先発)、2勝6敗、防御率5.14、63回、59三振、28四球
  • マイク・バローズ(26)
    18試合(17先発)、4勝9敗、防御率5.99、94回2/3、75三振、35四球
  • イーサン・ペッコ(24)
    8試合(5先発)、2勝0敗、防御率3.93、34回1/3、23三振、14四球
  • カイウェイ・テン(27)
    30試合(10先発)、5勝7敗、防御率4.76、73回2/3、73三振
  • ロネル・ブランコ(33)
    8試合(5先発)、0勝1敗、防御率6.68、33回2/3、29三振、16四球

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