テオスカー・ヘルナンデス、左股関節のケガで長期離脱の可能性

先発投手に次いで野手もIL入り

May 7th, 2025

ドジャースは、テオスカー・ヘルナンデスが左股関節のケガで10日間の故障者リスト入りすると発表した。ヘルナンデスは5日のマーリンズ戦の3回守備中に負傷し、途中交代していた。

ロバーツ監督は、MRI検査でヘルナンデスの左内転筋にグレード1の損傷が見つかったことを明らかにし、復帰時期については明言しなかった。

「(復帰の)具体的な時期は分からない。しばらくの期間、彼なしで戦わなければならない。テオのように常に安打、打点を生み出す選手がいなくなるのは痛手だ」と苦しい胸の内を明かした。

ヘルナンデスは交代前に2打数2安打1打点、また打率.315、OPS.933、そしてメジャーリーグトップの34打点を記録していた。

ヘルナンデスの故障者リスト入りを受けてトリプルAから外野手アウトマン、またDFAされた右投手のヨエンドリス・ゴメスに代わり、中継ぎ投手のJP・フェイエレイセンをロスター入りさせたほか、マーリンズ最終戦で登板予定の右投手のナックもチームに復帰した。

ヘルナンデスとエドマンの故障者リスト入りにより、マーリンズの第2戦ではパヘスがライト、アウトマンがセンター、キム・ヘソンが2試合連続で二塁で先発出場するなど流動的になっている。

エドマンは打撃には問題ないが、全力で走ることはできない状態で、ダイヤモンドバックス戦からの復帰は未定だ。ロバーツ監督は、アウトマンとキムはセンターを守れる左打者で、エドマン復帰まで当初よりも出場機会が増えることを示唆した。