【タイガース10-0アストロズ】デトロイト/コメリカパーク、8月18日(日本時間19日)
タイガースに再び勢いが出てきた。アストロズとの地区首位対決3連戦の初戦、ウェンシール・ペレス、ライリー・グリーン、トレイ・スウィーニー、コルト・キースと4本のアーチで先発のジャック・フラハティを援護し、10-0で大勝。フラハティは7回3安打無失点の好投で7勝目を挙げた。
タイガースにとって、アストロズはポストシーズンの第2シードを争う直接のライバルである。大きく失速した時期があったものの、直近6試合で5勝を挙げ、アストロズとのゲーム差は4に拡大。ポストシーズンでは第1シード、もしくは第2シードを獲得できれば、ワイルドカード・シリーズ(3回戦制=2勝で勝ち抜け)を免除されるというメリットがある。
3連戦の2戦目はタリック・スクーバルとハンター・ブラウンという注目のマッチアップが予定されているが、初戦は一方的な展開だった。アストロズ先発のスペンサー・アリゲッティは序盤、フラハティと互角に渡り合い、二回には無死満塁のピンチを脱出。しかし、四回1死からペレスに10球粘られた末、先制の10号ソロを浴びた。
五回にはタイガース打線がアリゲッティに猛攻を浴びせ、1死から6者連続出塁で一挙4得点。ケリー・カーペンターが2点タイムリー三塁打を放つと、次打者グリーンは右中間に飛距離405フィート(約123メートル)の29号2ランを叩き込んだ。
タイガース打線はアストロズ2番手のテイラー・スコットも攻略し、六回はスウィーニーの三塁打でチャンスを作ると、キースの犠牲フライで1点を追加。七回にはスウィーニーが6号3ラン、キースも11号ソロを放ち、7月29日以来となる2ケタ得点に到達した。4人の選手がマルチ安打をマークし、マルチ打点も4人。リードオフマンのキースは三塁打が出ればサイクル達成だった。
直近の2登板でいずれも5失点していたフラハティは、初回に満塁のピンチを招きながらも無失点に抑え、立ち直った。二回以降に許したヒットは1本だけ。最後の打者11人をすべて打ち取り、今季初めて7イニングを投げて今季最多タイの9三振を奪った。フォーシームで奪った見逃しのストライクが16球もあり、コマンド(制球)が冴えわたった。
