3戦連続で終盤に逆転 タイガースがサヨナラで6連勝

12:00 AM UTC

ロイヤルズ9-10xタイガース】デトロイト/コメリカパーク、4月16日(日本時間17日)

サルバドール・ペレスの勝ち越し3ランが、まるで雨を呼び込んだかのようだった。コメリカパークの本塁後方には暗雲が立ち込め、ペレスが対タイガース通算30号を祝ってダイヤモンドを回る間に、タープがグラウンドへ広げられた。

その後の46分間の雨天中断(この試合2度の中断のうちの1つ)は、5点のリードを失ったタイガースにとって流れを断ち切る機会にもなった。

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「カフェインをとって集中を切らさないことだ」と九回に同点の2点二塁打を放ったライリー・グリーンは語った。

そして続くコルト・キースがサヨナラ安打を右中間に放ち、10-9でロイヤルズに勝利。これでタイガースは、5年ぶりとなるホーム6連戦での全勝を達成し、2年前の9月以来の6連勝を記録。同地区ライバルのロイヤルズ相手のスイープを達成した上、1・2戦目では八回2死からの勝ち越し、この日はサヨナラと、劇的な逆転勝利が続いている。

タイガース(10勝9敗)は16日(日本時間17日)時点でツインズと1ゲーム差。4月6日から9日にターゲットフィールドで喫した4連敗は、もはや遠い昔の出来事のように感じられる。

キャリア初のサヨナラ打を放ったキースは、「2シリーズ連続のスイープは大きい。ミネソタ(対ツインズ)でスイープされた後だからなおさらだ。今は良い野球ができている。それを続けるだけだ」とコメントした。

このホームスタンドで最も印象的だった点を問われたA.J.ヒンチ監督は「チームの戦いぶり」と即答した。

「勝つためならどんなことでも厭わない姿勢、それがチームのDNAに刻まれている。そしてそれと同時に、最後まで決して諦めないという覚悟もある。われわれはそれを体現し続けてきた」

「どれも独特な勝ち方だ。このホームスタンドでは特に八回が特別だったし、あるいは今日の九回もそうだった。でもわれわれは27アウトすべてを戦うチームだ。結果にこだわるし、勝てるときに積み上げる必要がある。厳しい遠征の後、この2シリーズ、このホームスタンドで見せた戦いぶりは、このチームが最後まで戦うことを示している」

過去2年、異なるシーズンの浮き沈みを乗り越えてプレーオフに進んできた若いチームは確実に成長している。

「ジェットコースターのような感じはしない。少なくとも今はね。今は良い野球ができているから、このまま続けていくだけだ」と2ランを放ったディロン・ディングラーは語る。

「ベストじゃない時でも立て直せると分かっている。このホームスタンドでそれができたのは大きい。シーズンを通してそうありたいし、不調の期間はできるだけ短くしたい」

七回裏、ケビン・マクゴニグルの三塁打でチャンスを作ると、代打ケリー・カーペンターの犠飛で8-7と1点差に迫った。九回にはビニー・パスカンティーノのソロで2点差となったが、グレイバー・トーレスの安打とマクゴニグルがABSチャレンジで四球を選び無死一、二塁とチャンスを広げた。

「ダグアウトで、自分かライリー(グリーン)が決める流れだと感じていた。どちらかがやると思っていた」とコルト・キースは振り返った。

結果は”どちらも”だった。「できるだけ広いゾーンを意識して打った」と語ったグリーンは甘く入ったチェンジアップを捉え、相性の良いロイヤルズの守護神ルーカス・アーセグからタイムリーを放った。

そして、続くキースが試合を決めた。1球目のゾーン外のボールを見送り、2球目をしっかりと捉えた。

「このシリーズを通して外角低めを中心に攻められていた。だから打てるコースに来る球を待っていた」