<オリオールズ6−2ガーディアンズ>
オリオールズの菅野智之(35)がガーディアンズ戦に先発し、7回2失点で2勝目を挙げた。試合後、日米のメディアに対する主な一問一答は以下より。
(米メディア)
――何試合か投げて心地良くなってきたか
「だいぶ環境にも慣れてきましたし、一つひとつのボールもよくなってきている。特にスライダー、スイーパーもよくなってきている」
――連続本塁打の後は心配したか
「2本目は防げた感じがします。ただある程度試合前のミーティング通りに投げることができた。そんなに不満とかないです」
――中4日だった
「最善の準備をした。前回も球数はそんなに投げてなかったので(73球)、特に問題なかった」
(日本メディア)
――ホームで初勝利
「立ち上がりからいい感じでスタートが切れたので、立ち上がりがきょうみたいなピッチングを呼び込んでくれた気がします」
――87球でもっと投げられたか
「球数的にもう1イニングいくかな、と思ってたんですけども。でも、うちはもうブルペンが安定してますし、チームも初めての連勝を目指す試合だったのであとは後ろに託す気持ちでした。今日はフォアボールも1個もなかったですし、良かったんじゃないでしょうか」
――連続ホームランの後はどう修正した
「ソロホームランだったので切り替えることは難しくなかったですし、その後のランナーを背負った場面でも、なんとか粘って切り抜けることができたのでそこは、今日のターニングポイントになったんじゃないかなと思います」
――初めて中4日で
「いい調整ができいてたと思いますし、前回も球数はそんなに投げてなかった。チームがちょっと苦しい、先発ピッチャーがちょっと苦しい状態なので、そういう時に頼ってもらえるのは本当にうれしいことですし、選手冥利に尽きるなと思うので、なんとかきょう、勝ててよかったです」
――無四球でクオリティの高いストライクを投げられた
「そうだと思います。あんまりストライクとボールがはっきりしてるっていうよりも、ボール球だけど(ストライクの)どっちって言われてもしょうがないよね、っていうところに投げられたと思う」
――今日のコントロールの自己採点は
「まあ、65点ぐらいじゃないですかね。でも徐々に本当に良くなってきているんですよ。全体的に。スライダーに関しては本当に良くなってきていて。いろんなボール一つひとる良くなってきてるんですけど、もうちょっと。本当にいい時の感覚に比べると、もうちょっと。本当に(状態が)いい時は9割はだいたい(捕手が)構えたところからミット1個分(の誤差)にはおさまる気がする。まだそこまでにはなってない」
――中4日間の調整がうまくいったこととは
「結果論ではありますけど。自分の中でもできることは食事と睡眠。あとはこっち(球場)でジャグジー入ってとか、家でもお風呂入りますけど。その三つが僕は大事なので。よく寝れていますし、よく食べられてる。いい環境がそろっている。しっかりできることを最大限できたので、何も不安なくマウンドに上がれていますし、前回も球数を投げていないし、今日も投げてないんでね。日本だとこの球数で降りたら中継ぎとか野手からブーイングを食らうと思います(笑)」
――七回にはスタンディングオーベーションがあった
「本当ですか? 僕はもう1イニングいくつもりだったので全然(スタンドを)みていない(笑)」
