外野手のグラブから右翼ポールにホップ&ステップ逆転弾!

September 1st, 2025

レッドソックス6-4ガーディアンズ】ボストン/フェンウェイパーク、9月1日(日本時間2日)

シーズン終盤。歴史あるフェンウェイパークで、珍しいホームランが誕生した。

その一打は六回に生まれた。

レッドソックスのトレバー・ストーリーの右翼線への打球は、まずフェンス越しに捕球を試みたガーディアンズの右翼手ノエルのグラブに当たり、跳ね返ったボールがポールに当たり、さらに跳ね返ったボールがノエルのグラブにぶつかり、最後は観客に当たる珍事。

全員が「え?」と混乱する一打で、打ったストーリーも二塁打だと思い、二塁で足を止めた。当初はファウル判定だったが、VTR検証の結果、フェアポールに当たっていることが確認され、本塁打として認められた。

スタットキャストによれば打球速度94.5マイル(152キロ)、推定飛距離306フィート(約93メートル)。この珍しい一発は、フェンウェイパーク以外の29球場ではホームランにならなかった可能性が高い。

ガーディアンズの外野手ノエルは、「捕ろうとして、グラブに収めたけれど、子どもと接触してボールがこぼれてしまった。ここの外野は本当にタフ。ルール上、本塁打なのは分かるけれど、ホームランじゃなくて、せいぜいダブル(二塁打)でしょ。ちょっと納得がいかない」と不満を漏らした。

打った張本人のトレバー・ストーリーも最初は疑問を持っていたという。
「最初はグラウンドルールダブル(二塁打)かと思ったんだ。フェア(ゾーン)で(打球に)触って、その後ファウルゾーンに跳ねたように見えたからね。でも映像を見て、グラブからこぼれてポールに当たったと分かった。確かにトリッキーなプレーだった。結果オーライだよ」

ストーリーの珍しいホップ・ステップ・ホームラン(?)でチームは逆転し、この日試合のなかったヤンキースに並び、ア・リーグ東地区首位のブルージェイズまで2.5ゲーム差に詰めた