トロピカーナフィールドの象徴的な外観が戻った。
レイズによると20日に「ザ・トロップ(=トロピカーナフィールドの通称)」の屋根24枚目、そして最後のパネルが設置され、傾いた白い屋根が復元された。球団は来季、ホーム球場に戻る準備を進め、これは「われわれ、セントピーターズバーグ市、そして世界中のレイズファンにとって大きな前進だ」と述べた。
球団は21日にファン向けニュースレターで、「内部工事は順調に進んでいる。開幕日に向けて準備を進めており、トロピカーナフィールドで再び皆さんに会えるのが待ち遠しい」と伝えた。
セントピーターズバーグのケン・ウェルチ市長は、フェイスブックに出した声明で、屋根の設置作業が予定より早く完了したと明らかにした。今後は工事業者が内部の修復に重点を移し、作業は4月までに終える予定だという。
トロピカーナフィールドの屋根は、2024年10月にハリケーン「ミルトン」がフロリダ湾岸とタンパ湾一帯を直撃した際に引き裂かれ、レイズの本拠地に大きな被害をもたらした。レイズは今季、ヤンキースのキャンプ地施設、タンパのジョージ・M・スタインブレナー・フィールドを代わりの本拠地として主催試合を行った。
ウェルチ市長は「昨年、ザ・トロップの裂けた屋根はハリケーン・ミルトンの影響を象徴する存在となった。それから1年以上が経過し、美しく修復された屋根は、わが街の粘り強さと決意を表している。この難しい工事は、市の職員、工事業者、そして海外の供給元が精密さと技術、連係でやり遂げた。結果がすべてを物語っている」と述べた。
レイズのケン・バビーCEOもSNSで市と工事を担当したAECOM Hunt社に対し、「レイズを本拠地に戻すための最初の大きな節目を達成してくれたことに、言葉にならないほど感謝している」と記した。
レイズは追加の改修も含め、4月6日のカブス戦で予定される本拠地開幕に間に合うよう球場の修復を終える見通しだ。ロブ・マンフレッド・コミッショナーは19日、オーナー会議の場で前向きな進展を伝えた。
マンフレッド・コミッショナーは「12月第1週に屋根の乾燥が完了する見込みで、これはわれわれにとって非常に重要な節目になる。新しい芝とクッション材が入り、球場全体も新しくなる。スイート席や客席エリアも改修される。空気の質の検査結果も問題なしで、ザ・トロップの復旧は順調に進んでいる」と語った。
セントピーターズバーグとの使用契約は残り3シーズンあり、レイズは2028年までトロピカーナフィールドを本拠地として使う。新オーナーグループは、この地域での長期的な新本拠地確保に向けた初期段階に入っており、2029年の開幕日に新球場へ移る大きな目標を掲げている。
