すでに層の厚いパドレスのブルペンに、新たな戦力が加わった。
パドレスは4日(日本時間5日)、右腕タイ・アドコックと1年のメジャー契約で合意に達したと発表した。
Signings & Trades
• Latest free-agent and trade rumors
• Top 30 free agents | Every free agent, by position
• Tracking every team's offseason moves
• FA guides: Tucker | Bregman | Schwarber | Valdez | Alonso
• Offseason dates, rules & terms explained
28歳のアドコックは過去3シーズンでマリナーズとメッツの一員としてメジャー18試合に登板しており、通算23イニングで防御率5.48となっている。
アドコックはここ2シーズンの大半を3Aで過ごしている。昨季はメッツ傘下シラキュースで防御率4.66を記録した。一方、直近ではドミニカ共和国ウインターリーグのエストレージャス・オリエンタレスで投げ、9イニングで自責点2、15三振、無四球と強烈な印象を残している。
アドコックの加入により、すでに球界屈指のパドレスリリーフ投手陣はさらに厚みを増した。ただし、右腕ジェイソン・アダムは左太ももの腱の手術からの復帰が開幕後にずれ込む可能性がある。救援投手を先発ローテーションに組み込む案についても、現時点では方針がはっきりしていない。候補として大きく名前が挙がっているのはメイソン・ミラーとエイドリアン・モレホンで、デビッド・モーガンもその1人だ。
最終的にそれぞれがどのポジションに落ち着くにせよ、アドコックとの契約によってパドレスの投手陣にさらなる層の厚さが加わった。この「駒の多さ」は、どのブルペンにとっても価値が高い。
