タイラー・グラスナウ投手(32)がドジャースの先発陣復帰へ、また一歩前進した。9日(日本時間10日)夜、3Aオクラホマシティに合流し、2度目のリハビリ登板に臨んだ。
グラスナウは今季最初の7先発で防御率2.72と好調だったが、5月に腰部のけいれんで負傷者リスト入り。当初の想定より長期離脱となっている。調整再開直後は腰の症状が再び出たものの、その後は投球プログラムを慎重に進め、後退することなく段階的に調整を続けてきた。
現在はマイナーでのリハビリ登板まで進み、8月末までのメジャー復帰が見込まれている。
以下、グラスナウの最新リハビリ登板について知っておきたいポイントを紹介する。
投球内容は?
グラスナウはエンゼルス傘下3Aソルトレーク戦に登板し、2回2/3を投げて1安打1失点、1四球、2三振。47球のうち26球がストライクだった。この日は当初から短い登板が予定され、3回もしくは45球程度が目安に設定されていた。
唯一の失点は一回、暴投で許した。二回は2死から四球を与え、盗塁も許したが無失点で切り抜けた。最後の打者を三振に仕留めて登板を終えた。
速球の平均球速は95.9マイル(約154.3キロ)。今季メジャーでの平均を0.6マイル(約1.0キロ)上回った。最速は97.7マイル(約157.2キロ)を計測した。
今後の予定は?
グラスナウは少なくともあと1度、リハビリ登板を行う予定。次回は15日(同16日)が有力。4イニング、60球程度まで投球数を増やすことが目標となる。
デーブ・ロバーツ監督(54)は、その登板後にメジャー復帰について協議する方針を示した。
ドジャースは通常、リハビリ中の先発投手を5イニング、75球程度まで投げられる状態にしてから復帰させる。ただ、グラスナウについては状況次第。最終的な調整をメジャーで行わせる可能性もある。
ほかに注目点は?
ドジャースの先発陣は、主力がそろう状態に近づいている。ブレイク・スネル投手(33)は11日(同12日)に60日間の負傷者リストから復帰する予定。グラスナウも今後2週間以内の復帰が見込まれている。
大谷翔平(32)も8日(同9日)、チェイス・フィールドで投球プログラムを開始し、復帰へ向けて前進している。ただ、投手としての復帰時期はまだ決まっていない。
