タイラー・グラスノーの復帰が思うように進んでいない。5月23日に行ったブルペン投球後に身体に不調があったことを受けて、リハビリのペースを落としていると、デーブ・ロバーツ監督が月曜のメッツ戦を前に明かした。
ロバーツ監督は復帰に向けたプロセスが完全に止まったわけではないと強調し、現在もキャッチボールは続けていると説明。ただし「問題は肩そのものではなく、『身体の反応が良くなかった』という感じ」と語った。疲労感が抜けないことをそのように表現したと思われる。
「いつまたマウンドに戻れるかは分からない。希望としては、ブレイク(・スネル)と同じくらいのタイミングで戻ってきてくれたらと思っている」
グラスノーは右肩に違和感を覚え1回で降板した翌日の4月28日から負傷者リスト(IL)入り。その後、40人枠の調整のため土曜日に60日間ILに移された。
IL入り前は、開幕から5試合に先発し、防御率4.50を記録。うち1試合は足の痙攣で途中降板していた。
ローテーションにはグラスノーのほか、スネル、佐々木朗希も名を連ねていたが、3人とも肩に問題を抱え戦列を離脱中。現在は全員がキャッチボールを再開している。この中ではスネルが最も順調に回復していると見られており、今週末か来週にもブルペン投球を行う見込みだ。
グラスノーは負傷した際に、自身のこれまでの度重なるケガに言及し、そのやるせなさを吐露していた。今回の復帰の遅れに関しても、ロバーツ監督は本人の思いを代弁するかのように語った。
「彼に代わって言わせてもらうが、これまでのプロセスに対して、彼自身もわれわれと同じくらいフラストレーションを感じていると思う。うまくいっていないし、本人はできるだけ早く戻ってチームに貢献したいと思っている。今は、再び本格的にリハビリを開始できるタイミングを見極めている段階だ」
