【タイガース8-10 ロイヤルズ】デトロイト/コメリカパーク、8月24日(日本時間25日)
ア・リーグ中地区の首位タイガースと2位ロイヤルズのシリーズ第3戦は、ロイヤルズに軍配が上がった。
試合前にロイヤルズの3Aチームの1試合10本塁打の話題が出ると、マット・クアトラーロ監督は「うちもそれをやりたいね」と冗談めかして語った。本塁打は2本だけだったが、多彩な攻撃でタイガースから勝利をもぎ取った。
試合が動いたのは三回。
ロイヤルズは2死から6連打を含む6得点で、0-1の劣勢を6-1にひっくり返した。この攻撃の注目はビニー・パスカンティーノの2ラン本塁打だった。
タイガース先発ジャック・フラハティの低めカーブをすくいあげると、打球は右中間席に吸い込まれていった。これが直近14試合で9本目のアーチと主砲の存在感を見せつけた。
しかしその後、タイガースは四回と五回に3点を返し、7-6とリードを奪い返す展開に。
勝負を決めたのは六回。
ロイヤルズは、先頭のアダム・フレイジャーの安打が反撃の狼煙を挙げると、ジョナサン・インディアの二塁打、そしてカイル・イズベルの2点タイムリーで逆転。さらに犠牲バント、申告敬遠で2死一、三塁となり、パスカンティーノへの暴投の間に追加点をあげた。
さらに七回、マイケル・ガルシアのダメ押しのソロ本塁打で10点目を追加。ロイヤルズは一発だけでなく、集中攻撃と粘りのある攻撃で劇的な逆転勝利をモノにした。
チームを牽引するパスカンティーノは6月1日以降、打率.273(275打数75安打)、20本塁打、61打点と好調を維持。ウィットJr.は現在継続中の記録としてMLBトップタイの13試合連続安打を放っているほか、トレードで補強した選手も絶好調だ。
ポストシーズン進出に向けて、チームがこの勢いを維持できるか注目だ。
