アダム復帰、松井は負傷者リスト入り パドレスブルペン争いは

March 21st, 2026

開幕まで1週間を切り、パドレスのブルペン編成が固まってきた。

パドレスの右腕ジェイソン・アダムは、昨年9月の左大腿四頭筋手術を経て、開幕戦での復帰を目標に調整してきた。キャンプ序盤に左鼠径部を負傷した松井裕樹も、同じく開幕戦復帰を目指していた。

アダムは、20日(日本時間21日)のロッキーズ戦(3-9で敗戦)でカクタスリーグのマウンドに復帰。一方、松井は登板せず、開幕時は負傷者リスト入りが見込まれると、スタメン監督が明かした。

アダムの開幕戦出場は未定

パドレスの右腕ジェイソン・アダムは、カクタスリーグの試合で6回を2つのポップフライと三振の三者凡退と快投。速球は約151~153キロ(94~95マイル)を計測した。

「相手と勝負してアウトを取る瞬間が野球の面白いところ。久しぶりにできて最高だった」とアダム。

最終戦でさらに1イニング登板予定で、その後、開幕戦ロースター入りを目指す。しかし、まだ仕上がり切っておらず、連投は不可だ。それでも、アダムはオールスター級のセットアッパーで、順調なら開幕戦出場の可能性は五分五分。序盤はオフ日も多く、ブルペンに余裕がある。

「準備はできている。チームがサポートしてくれたから、(彼らの)判断を信じる」と右腕は語った。

松井は、開幕は負傷者リストスタート

慎重に運用する場合、15日間の負傷者リスト(IL)は3日前にさかのぼって適用できる。アダムは4月11日に復帰可能となる見込みで、松井も同様だ。松井はワールドベースボールクラシックをケガで欠場しており、開幕戦も欠場する見込み。

松井は2月下旬にライブBP中に負傷し、3月初旬からブルペン投球を再開した。スタメン監督によると、近いうちに打者と対戦する可能性はあるが、カクタスリーグの試合登板は難しい見通しだ。

パドレスのブルペンにはすでにエイドリアン・モレホン、ワンディ・ペラルタという左腕で接戦に強い投手がいる。松井不在で3人目の左腕を起用するかは不明だが、その場合、カイル・ハートが選択肢となる。

パドレスのブルペン争い

パドレスのブルペンはすでに5枠が確定。メイソン・ミラー、エイドリアン・モレホン、ワンディ・ペラルタ、ジェレマイア・エストラーダ、デビッド・モーガンがその顔ぶれだ。ジェイソン・アダムが加われば、残りは2枠となる。

残り枠を争うのは、カイル・ハート、ローガン・ギラスピー、ブラッドリー・ロドリゲス、アレック・ジェイコブ、ロン・マリナチオあたりか。

序盤にオフ日が多く、4人ローテーション+救援9人で開幕する選択肢もあるため、3枠が空く可能性もある。場合によってはブルペンデーを設け、ギラスピーやハートが登板するシナリオも想定される。

さらに興味深いのは、ジョー・マスグローブやグリフィン・キャニングの両左腕がシーズン序盤は負傷者リスト入りするものの、4月中旬までに復帰可能となれば、このブルペン構成にも大きな影響が出る可能性がある。