ジャイアンツは15日(日本時間16日)にスコッツデール・スタジアムで行われた全体練習初日に合わせ、外野陣に新たな顔ぶれを加えた。
28歳のブレナンは2024年は114試合に出場し、打率.264、OPS.697、8本塁打。しかし、昨年6月に左肘のトミー・ジョン手術を受け、シーズン終了となったため、昨シーズンの出場は6試合にとどまった。さらに9月には鼠径部の問題を修復するためスポーツヘルニアの手術も受けたが、ゼネラルマネージャーのザック・ミナシアンによれば、スプリングトレーニングには「万全の状態」で臨める見込みだ。
「以前から評価していた選手だ」とミナシアンGMは語った。
「全力でプレーする粘り強くタフなタイプで、ストライクゾーンをコントロールできる。主に両翼を務めることが多いが、外野ならどこでも守れる左打者だ。トニー・ビテロ監督やベンチコーチのジェイス・ティングラーもよく知っており、人柄についても非常に良い報告を受けている。外野陣に加えられたことをうれしく思う」
現在ジャイアンツの外野はエリオット・ラモス、ハリソン・ベイダー、イ・ジョンフがスタメンとして固まっているが、ブレナンは今春、ドリュー・ギルバート、ヘラール・エンカルナシオン、ルイス・マトス、そしてノンロースター招待選手のジャレッド・オリバと控えメンバーを争うことになる見込みである。
「これまでどこに行っても競争があり、自分は常にロースター入りを勝ち取らなければならなかった」とブレナンは語った。
「最終的な目標は、このチームがワールドシリーズで勝つ手助けをすることだ。ベンチ要員でも左翼でも、どんな役割でも構わない。チームを助けることが目標だ。クリーブランドでもそうだったし、ここでも同じだ」
ブレナンはメジャーで顕著なプラトーン傾向を示しており、右投手に対しては通算OPS.720を記録する一方、左投手に対してはOPS.453にとどまっている。ガーディアンズでは外野の3ポジションすべてを守ったが、249回の外野出場のうち198回は右翼での出場だった。
ブレナンとギルバートはいずれもマイナーオプションが残っているため、開幕ロースターに入れなかった場合は3Aサクラメントでシーズンを迎える可能性がある。一方、エンカルナシオンとマトスは今春でオプションがなくなっており、ジャイアンツにその余裕はない。
33歳のウィックは13日に2027年の球団オプション付きの1年メジャー契約でジャイアンツに加入したが、11月にトミー・ジョン手術を受けており、2026年シーズンは全休する見込みである。
ジャイアンツはウィックが負傷する前に日本で視察を行い、2025年に横浜DeNAベイスターズで45試合にリリーフ登板し、防御率1.13を記録した姿に感銘を受けていた。近いうちに登板することはないが、球団は肘の手術から復活するだろうと長期的に期待している。
「今年、海外での彼の投球を見て本当に興奮していたスタッフが何人もいた」とミナシアンGMは語った。
「彼は早い段階からわれわれのターゲットで、非常に良い投球をしていた。実際に視察したスカウトもおり、彼がメジャーで生産的な投手になることを裏付ける多くのデータもあった。もちろん手術を受けているので、今季の復帰は見込んでいない。オフシーズンが進むにつれ、獲得して来年のオプションを持つ価値があると判断した」
ジャイアンツは今オフを通じて、大きな手術明けの選手の獲得をためらっていない。肩の手術から復帰を目指す左腕サム・ヘンジス、右腕ジェイソン・フォーリーとも契約している。
「それはメディカルチームが、選手たちをグラウンドに戻し、最大限の力を引き出せるという自信と信頼の表れだと思う」とミナシアンGMは語った。
「メディカルグループのスタッフは素晴らしいし、スコッツデール・スタジアム、パパゴ、オラクルの各施設の設備も充実している。私たちには選手の回復を後押しし、フィールドに戻すために活用できる多くの体制が整っている」
