左ふくらはぎ負傷のカイル・タッカーは10月に間に合うのか?

September 22nd, 2025

カブスが5年ぶりのポストシーズン進出を決めて祝杯をあげる輪の中に主砲カイル・タッカーの姿はなかった。タッカーは左ふくらはぎの負傷の治療に専念するためにフロリダに向かっていた。

タッカーの復帰時期は依然として不透明で、今後の戦いに大きな影響を及ぼす可能性がある。チームは23日(日本時間24日)、タッカーをリグレーフィールドに再合流させ、現在の進捗と出場可能性を見極める予定だ。

「いつ復帰できるか、そもそも復帰の可能性はあるのか見極める必要がある。残りは6試合だ」とクレイグ・カウンセル監督は語った。

指揮官によると、メッツ戦での先発出場は期待しておらず、実質的には残り5試合で調整する方針。9月2日に左ふくらはぎに異変が起きて以降、タッカーはランニングドリルも開始できていない。

先週、タッカーはカブスの医療スタッフとともにタンパの自宅へ戻り、信頼する理学療法グループの治療を受けた。昨年、アストロズ在籍時に右すねの骨折から復帰した際も、このグループのサポートを受けている。

「昨年も9月に素晴らしい活躍を見せてくれた」とカウンセル監督は述べ、プレーオフ前に試合出場させる方針を繰り返した。

昨年、タッカーは6〜9月にかけて約3カ月離脱した後、ポストシーズン直前の18試合で打率.365、出塁率.453、長打率.587を記録した。この間、マイナーでのリハビリ出場は一切していない。

タッカーは普段からケージ内で球筋を見極める独自の打撃ルーティンを重視しているため、今回も実戦復帰後すぐにリズムを取り戻せる可能性がある。

負傷前の15試合では打率.327、OPS1.040と絶好調。一方で、その前の35試合は、右手骨折の影響で打率.190、OPS.571と不振だった。

今季序盤はMVP級の活躍で、ナ・リーグのオールスターにも選出された。打撃だけでなく、チーム内での存在感も大きく、復帰すればカブス打線にさらなる厚みを加えることは間違いない。2016年、カイル・シュワーバーがシーズンほぼ全休の後、ワールドシリーズで復帰し、打率.412を記録した例もある。

果たして、タッカーも同様のインパクトを残すことができるのだろうか?

「そればかりは誰にもわからない。でも、実際に戻ってきてプレーしている姿を見ると、チームとしては安心できる。それが正直な感想だ」とカウンセル監督は語った。