ドジャースの捕手の要で中軸を担うウィル・スミス捕手が戻ってくる。デーブ・ロバーツ監督は、スミスが9月1日(日本時間2日)に60日間の負傷者リスト(IL)から復帰する見込みと明らかにした。
スミスは首の椎間板の炎症で約3カ月離脱。想定以上に長引いたが、先週は傘下3Aオクラホマシティーでリハビリ出場をこなし、復帰に向けた最終段階をクリアした。
MLBの最新ニュースを見逃さない!
- 【毎週日本時間金曜配信】日本語版ニュースレターに登録
- 【自分のスタイルでMLBを楽しむ】日本語公式アプリをダウンロード
- 【2026年より開設!】MLB Japan公式Youtubeチャンネル
苦戦続きのドジャース打線にとって、スミスの復帰は大きい。離脱前は打率.249、OPS.720。本人の基準からすれば不振だったはずだが、打線にスミスが戻るだけで意味は大きい。捕手としても投手陣を支える存在だけに、その価値は数字だけでは測れない。
「経験、打席での落ち着き、投手陣をまとめる力。そういうものすべてが重要なんだ」とロバーツ監督は、スミスの存在についてこう語っていた。
スミスの復帰は、メジャーのロースターが28人に拡大するタイミングとも重なる。ただ、野手の補強はスミスだけでは終わらない可能性がある。
ドジャースは捕手を3人抱える必要がないため、ベン・ロートベットとハンター・フェデュシアのどちらかがロースターから外れる見込み。空いた枠を使って、もう1人の打者を昇格させる可能性がある。
ドジャースは最終的に、右肘尺側側副靱帯(UCL)の部分断裂で離脱しているドルトン・ラッシングを打者として復帰させる見通しだ。ただし、今季中に再び捕手を務められるかは不透明で、現在は送球練習を段階的に再開しているが、9月1日復帰は間に合わない。
ロバーツ監督によると、候補はまだ検討中だが、左打者になる可能性が高い。40人枠にはアレックス・フリーランド、キム・ヘソン、ライアン・ワードら左打者がいる。ただし、昇格する選手はレギュラーではなく、ベンチ要員として起用される可能性が高い。
ドジャースは打線全体が苦しんでいるだけに、新たな刺激が欲しいところ。一方でロバーツ監督は、主力打者たちがポストシーズンに向けて調子を戻すための時間も与えようとしている。
「ある時点までは、我慢して選手に任せようとしてきたが、そうできなくなる時もある」
そう語ったロバーツ監督。8月いっぱいは現在のメンバーを見極める考えだが、9月に入っても打線の不振が続けば、さらに大きな変化に踏み切る可能性もある。
「最終的には、ポストシーズン、そしてポストシーズンを勝ち抜くために、一緒に戦う選手たちを選ばなければならない」
スミスの復帰が、停滞するドジャース打線を再び動かすきっかけになるか。
