アメリカ、イタリア、メキシコのプール戦突破条件は? あすイタリア対メキシコ戦

6:13 AM UTC

アメリカ代表は今回のワールドベースボールクラシックに向け、史上最強のメンバーを揃えた。しかし、今やその運命はアメリカではなく、イタリアとメキシコに握られている。

「これはわれわれの手に負えないことだ。今や少し幸運も必要だ。どうなるか見守るしかない」と、キャプテンのアーロン・ジャッジは語った。

 10日(日本時間11日)、ダイキンパークで行われたプールBのアメリカ対イタリアの一戦で、イタリアは強豪アメリカ相手に8対6の勝利を収め、球界を驚かせた。そして、11日(同12日)に行われるイタリア対メキシコの一戦は、プールBの3チームすべてに決勝ラウンド進出の可能性が残っており、注目が集まっている。

 仮にイタリアがメキシコに勝利した場合、イタリアは4勝0敗でプールBを1位突破。そして、3勝1敗のアメリカが2位で突破し、イタリアとアメリカの2チームが共に準々決勝に進出する。

 しかし、メキシコがイタリアに勝利した場合、メキシコ、イタリア、アメリカの成績は3勝1敗で並ぶ。その場合、メキシコは決勝ラウンドに進出するが、イタリアとアメリカのどちらが進出するかは数学的なタイブレーカーによって決められる。

勝敗数が三つ巴で並んだ場合、その3チーム間の試合で記録された失点数を記録したアウトの数で割った失点率で、3チームは順位付けされる。

 また、失点率すらも並んだ場合、その3チーム間の試合で記録された自責点数を記録したアウトの数で割った自責点率で、3チームは順位付けされる。

 アメリカがプール戦全4試合を終えた時点での、関連する成績は以下の通りである。

RA is runs allowed. ERA is earned runs allowed. DOUT is defensive outs.

メキシコはイタリアより失点が少ないため、11日(同12日)のイタリア戦で勝利してなおプール戦で敗退するシナリオはありえない。

 試合が9イニングで決着する場合、イタリアが5失点以上して負ければ、アメリカが勝ち上がる。一方、イタリアは負けても4失点以下ならば勝ち上がれる。

 もちろん、延長戦になれば計算は変わるだろう。

 何が起ころうとも、アメリカ代表のメンバーはリラックスできる休日を過ごせそうにない。ヒューストンのホテルに集まり、メキシコ対イタリア戦を観戦するだろう。そして、結果とスコアによって、再びアメリカ代表として集まるかどうかが決まる。