2026年最強打線は?トップ10予想 首位に輝いたのは?
最近、フロントオフィスの若手との会話で、気になることがあった。彼らの中に、自分たちのチームが「ポイントをスコアボードに刻む(points on the board)」と表現する人がいるのだ。 もちろん誤りではない。野球が「ポイント」ではなく「得点(ラン)」で競うスポーツであることは、彼らも十分理解している。それでもあえて「ポイント」と言うのは、その方がどこか響きがいいからだろう。 個人的には、得点を「ポイント」と呼ぶのは違和感がある。とはいえ、それを禁じる理由もない。ただし「ゴール」と呼ぶのだけは勘弁してほしい。さすがに行き過ぎだ。 というわけで今回は、今季「ポイント」――ではなく、得点を最も積み重ねそうな打線トップ10を紹介する。 ※なお、ここで挙げる打線は開幕戦の予想オーダーではなく、2026年シーズンを通じた主力布陣の予想である。
決勝は3安打、アメリカの豪華打線が不振
【アメリカ2-3ベネズエラ】マイアミ/ローンデポパーク、3月17日(日本時間18日) 史上屈指の豪華な顔ぶれをそろえたUSA打線をエドゥアルド・ロドリゲス投手(32)はわずか2安打に封じた。
【決勝】ベネズエラが悲願のワールドベースボールクラシック初優勝!
【アメリカ2-3ベネズエラ】マイアミ/ローンデポパーク、3月17日(日本時間18日) エウヘニオ・スアレスは頭を後ろに反らし、天を見上げた。ローンデポパークの鉄製の屋根に反響する大歓声が、両腕を広げて「もっと!」と合図を送るベネズエラの強打者を包み込んだ。 もっと騒げ。もっと愛情を示せ。もっと喜びを表せ。
【決勝】コイントスでアメリカ代表が後攻
MLBは2022年に現在のポストシーズン方式を導入した際、ホームフィールドアドバンテージをコイントスで決める方式を廃止し、代わりに数値によるタイブレーク制度を採用した。 しかし、ワールドベースボールクラシックではその制度がまだ残されており、ベネズエラとアメリカの決勝戦のホームアドバンテージがコイントスで決められた。結果はアメリカが後攻、ベネズエラが先攻となった。つまり、アメリカ代表がホームチームとして決勝を戦う。
アメリカ代表、どうなる?決勝の投手起用
優勝への執念とレギュラーシーズンへの準備。この微妙なバランスが、ワールドベースボールクラシック(WBC)決勝に向けたアメリカ代表の投手起用に影響を及ぼした。目標とする王座奪還まで残り27のアウトを、マーク・デローサ監督(51)率いるアメリカ代表がどのように積み上げていくのか、その采配が注目される。
【決勝】どちらが後攻に? 運命はコイントスで決着の可能性
MLBは2022年に現在のポストシーズン方式を導入した際、ホームフィールドアドバンテージをコイントスで決める方式を廃止し、代わりに数値によるタイブレーク制度を採用した。 しかし、ワールドベースボールクラシック(WBC)の決勝では、どちらのチームが後攻になるかがコイントスで決まる可能性もある。
マクレーン、決勝の先発へ意気込み「私はこのために生まれてきた」
アメリカ代表が今回のワールドベースボールクラシックのためにスター軍団を結成した際、選出が実績のあるスター選手に偏ったのは、実力だけでなく、参加を容易にする複数年の保証契約を結んでいたことも要因だった。
【準決勝】アメリカがドミニカ共和国に勝利、3大会連続の決勝進出
【ドミニカ共和国1-2アメリカ】マイアミ/ローンデポパーク、3月15日(日本時間16日) 試合は期待通りの盛り上がりを見せた。そして、アメリカもその期待に応えた。 多数のスーパースターが出場した注目の準決勝は、野球というスポーツの素晴らしさを象徴するような緊張感に満ちた展開となり、アメリカが2-1でドミニカ共和国に勝利。ワールドベースボールクラシックで3大会連続となる決勝進出を果たした。
【準々決勝】快進撃のイタリアがプエルトリコも撃破
【イタリア8-6プエルトリコ】ヒューストン/ダイキンパーク、3月14日(日本時間15日) ダイキンパークでのデーゲームはイタリアで新たに生まれた、美しくも奇妙な現実を予感させた。地元イタリアの人々は、夕方にエスプレッソや食後酒を飲みながらサッカーについて語り合うだけでなく、大きな注目を集めつつある野球の代表チームについても熱心に耳を傾けることができたのだ。 そして、八回にプエルトリコの反撃に遭ったものの、結果はイタリアの人々が望んでいたものになった。 イタリアは試合前半の猛攻で主導権を握り、終盤のプエルトリコの反撃をなんとかしのぎ、8-6で準々決勝を制した。2026年ワールドベースボールクラシックにおけるイタリアの快進撃はまだ続いている。
アメリカ、強力なドミニカ共和国打線をスキーンズに託す
バットを放り投げるドミニカ共和国の強力打線とバットに触れさせない投球をするポール・スキーンズ(23)の投球。 結束を深め、優勝以外は失敗と心得ているアメリカの緊張感と強打を誇り、陽気なパフォーマンスで盛り上がるドミニカ共和国の開放感。 多くのファンが待ち望んだワールドベースボールクラシック(WBC)の準決勝。まさに世界最高峰の対決だ。
カーショウ、アメリカ代表での活動終え再び引退
【カナダ3−5アメリカ】ヒューストン/ダイキンパーク、3月13日(日本時間14日) クレイトン・カーショウ投手(37)が再び現役を引退した。 アメリカ代表が5−3でカナダ代表に勝利したワールドベースボールクラシック(WBC)準々決勝が、カーショウにとって現役選手としてベンチ入りする最後の試合となった。ドミニカ共和国との準決勝を前にブルージェイズのジェフ・ホフマン投手(33)が入れ替えで登録される。現役復帰したドジャースの功労者で将来の野球殿堂入りが確実視されるレジェンド左腕の緊急用の役割が不要となったためだ。 カーショウはロッキーズとのエキシビション以外でアメリカ代表としての登板機会はなかったが、今回の経験は期待通り充実したものだったという。 「参加できて本当によかった。このチームで最後を迎えられたのは正直に言って楽しかった。今後の球界を担う選手たちと知り合い、間近で見られたことは幸せだった」
【準々決勝】アメリカがカナダを撃破、準決勝でドミニカ共和国との強豪対決へ
【カナダ3-5アメリカ】ヒューストン/ダイキンパーク、3月13日(日本時間14日) 今回は、アメリカが次のラウンドへの出場権を獲得することに疑いの余地はなかった。 MLBネットワークのインタビューにおけるマーク・デローサ監督の「失言」や、イタリア戦での敗北など、波乱に満ちた数日間を経て、ワールドベースボールクラシック優勝に向けたアメリカの戦いは、依然として健在である。 アメリカはヒューストンのダイキンパークで行われたカナダとの準々決勝において、3万8054人の大観衆の前で、カナダに5-3で勝利した。この結果、アメリカは準決勝でドミニカ共和国との強豪対決に臨むことに。今大会、猛威を振るっているドミニカ共和国の打線と、アメリカの剛腕ポール・スキーンズの対戦には大きな注目が集まりそうだ。 ドミニカ共和国に匹敵するスター軍団のアメリカ打線は、準々決勝では意外なほどに静かだった。カナダの投手陣は、アメリカ打線に本塁打を許さないという難しいタスクを見事に成し遂げた。
プエルトリコのモリーナ監督がMLBでの監督就任に意欲
ヤディアー・モリーナはメジャーリーグで監督をやりたいという希望を隠そうとしていない。カージナルス時代の同僚であり、2人一緒に語られることも多いアルバート・プホルスも同様だ。 2026年のワールドベースボールクラシックにおいて、モリーナはプエルトリコ、プホルスはドミニカ共和国の監督を務め、ともにチームを準々決勝進出に導いた。これにより、モリーナはメジャーリーグの球団が自身の手腕に注目してくれることを期待している。
【準々決勝プレビュー】打撃のイタリアvs堅守のプエルトリコ
イタリア代表のメンバーには、アメリカ代表として出場資格を持ちながら、スター選手たちとの競争の中で選出されなかった選手が多く名を連ねている。一方、プエルトリコ代表は、保険の問題や負傷の影響により、島を代表するスター選手が出場できず、最大限の戦力を揃えることができなかった。 それでも両チームは勝ち上がり、14日(日本時間15日)にダイキンパークで行われるワールドベースボールクラシック(WBC)準々決勝で対戦する。
【準々決勝プレビュー】隣国ライバル対決!アメリカvsカナダ
13日(日本時間14日)にヒューストンのダイキンパークで行われる準々決勝で、カナダとアメリカが激突する。 アメリカ代表は何とか生き残り、次のラウンドへ進んだ。そして待ち受けるのは北の隣国カナダ。今年の五輪アイスホッケーでは、男女ともに決勝を戦ったライバルで、カナダにとっては雪辱の機会となる。
【プールB】エース好投に主将覚醒、イタリアは4連勝で首位通過
【メキシコ1-9イタリア】ヒューストン/ダイキンパーク、3月11日(日本時間12日) ワールドベースボールクラシック史上初となる1試合3本塁打を放ったビニー・パスクアンティーノの“3月男”のような活躍に導かれ、イタリア代表がプールB首位での突破を決めた。 そしてアメリカ代表からは大きな「グラッツェ!」が送られた。
【プールB】トリプルエスプレッソ!パスカンティーノが大会史上初の1試合3HR
ビニー・パスカンティーノにとって、特別な夜となった。 イタリア代表の主将は、11日(日本時間12日)に行われたプールB最終戦のメキシコ戦で3本塁打をマーク。2006年に大会が始まって以来、ワールドベースボールクラシック(WBC)史上初の1試合3本塁打を記録した選手となった。 「今はカフェイン全開だよ。完全に“豆パワー”が入ってるね」とパスカンティーノは試合後のインタビューで笑った。
【プールB】イタリアがアメリカに勝利する番狂わせ アメリカは敗退の可能性も
【アメリカ6ー8イタリア】ヒューストン/ダイキンパーク、3月10日(日本時間11日) イタリア代表は“カンツォーネ”を歌いながらやってきた。イタリア代表のドミニク・キャンゾーン(カンツォーネと綴りが同じ)ではない。イタリア語で歌を意味するカンツォーネだ。 アリゾナでの短いエキシビションマッチですぐに絆が深まり、プールBの試合に向けてここに向かうイタリア代表のメンバーは、チャーター機の座席の通路に立って、抱き合ったり体を揺らしたり、イタリアのバラードを大声で歌ったりしていた。 「私はワールドシリーズに出る球団にもいたことがあるが、こんなことは見たことがない」と、イタリアのネッド・コレッティGMは語った。 今、球界は、8対6で強大なアメリカ代表を打ち破った“アズーリ(イタリア代表の愛称)”への称賛を歌っている。 捕手カイル・ティール、遊撃手サム・アントナッチ、そして右翼手ジャック・カグリオーンが本塁打を放ち、先発のマイケル・ロレンゼンがスター揃いのアメリカ打線を4回2/3にわたって無失点に抑えた。そして、イタリア代表は、このプールBで無傷のまま決勝ラウンドに進出できる位置までたどり着いた。 「イタリアのような素晴らしい国のためにあんな番狂わせができたなんて。だからこそ私はスポーツを愛し、野球を愛するんだ。そして、チームがイタリアの人々のためにそれを成し遂げられたことをうれしく思う」と、ロレンゼンは語った。
アメリカ、イタリア、メキシコのプール戦突破条件は? あすイタリア対メキシコ戦
アメリカ代表は今回のワールドベースボールクラシックに向け、史上最強のメンバーを揃えた。しかし、今やその運命はアメリカではなく、イタリアとメキシコに握られている。 「これはわれわれの手に負えないことだ。今や少し幸運も必要だ。どうなるか見守るしかない」と、キャプテンのアーロン・ジャッジは語った。 10日(日本時間11日)、ダイキンパークで行われたプールBのアメリカ対イタリアの一戦で、イタリアは強豪アメリカ相手に8対6の勝利を収め、球界を驚かせた。そして、11日(同12日)に行われるイタリア対メキシコの一戦は、プールBの3チームすべてに決勝ラウンド進出の可能性が残っており、注目が集まっている。 仮にイタリアがメキシコに勝利した場合、イタリアは4勝0敗でプールBを1位突破。そして、3勝1敗のアメリカが2位で突破し、イタリアとアメリカの2チームが共に準々決勝に進出する。 しかし、メキシコがイタリアに勝利した場合、メキシコ、イタリア、アメリカの成績は3勝1敗で並ぶ。その場合、メキシコは決勝ラウンドに進出するが、イタリアとアメリカのどちらが進出するかは数学的なタイブレーカーによって決められる。
五輪の映像が火をつけた、スキーンズの金メダルへの思い
パイレーツのクラブハウスのテレビに映し出された映像は、サイ・ヤング賞右腕の目に焼きついていた。 22日(日本時間23日)に行われたミラノ・コルティナ五輪の男子アイスホッケー決勝。アメリカ代表がカナダ代表に延長戦の末、2-1で勝利し、1980年以来となる金メダルを獲得した。この映像を見守っていたポール・スキーンズは、米国代表の選手たちが醒めない余韻の中で星条旗を掲げる姿から目が離せなかった。
ABS(ロボット審判)が今季から本格導入 そのルールをおさらい
ついに、ボールかストライクかの判定に対する選手の抗議は、無意味な議論以外の方法で対処できるようになる。 2026年のMLBシーズンから、選手はTモバイルが提供する自動ボールストライク(ABS)チャレンジシステムを利用して、人間の球審のストライクゾーン判定に対してチャレンジできるようになる。この技術的進歩は、最も重要な判定が正しく行われることを保証するだけでなく、スポーツに新しく楽しい戦略性を加えることになる。 ABSチャレンジシステムは、ネットフリックスで初めて生中継されるジャイアンツとヤンキースの開幕戦で初お披露目となる。
【解説】なぜ多くの野球選手が「有鈎骨」を負傷するのか?
スプリングトレーニングが始まったばかりだが、既にMLBのビッグネームたちが同じ箇所の負傷に苦しんでいる。 それが有鈎骨(ゆうこうこつ・hamate bone)と呼ばれる手のひらの付け根の小指側にある骨だ。通常は約2.5センチ未満の小さなくさびの形をしており、「有鈎突起(Hook of the Hamate)」と呼ばれる小さなフック状の突起を持っている。手根管の屋根を形成する横手根靱帯の付着部として重要な役割を担っているが、非常に脆弱であるという欠点もある。 今週になって、メッツの遊撃手フランシスコ・リンドーアと、ダイヤモンドバックスの外野手コービン・キャロルがそれぞれ有鈎骨を負傷し、開幕戦出場が危ぶまれている。さらにオリオールズは、MLBパイプラインで全体1位プロスペクトに選ばれていた若手二塁手ジャクソン・ホリデイが12日(日本時間13日)に有鈎骨摘出手術を受ける予定で、これにより開幕戦を欠場する可能性が高いと発表した。 メッツのカルロス・メンドーサ監督は11日(同12日)、リンドーアが同日、左手の有鈎骨の手術を受けると発表し、復帰まで約6週間を要する見通しであると明かした。キャロルは10日(同11日)のライブBP中に右手の有鈎骨を骨折し、11日に手術を受ける予定で、少なくとも今回のワールドベースボールクラシックに米国代表として出場することは不可能となった。 では、この小さな骨が、なぜメジャーリーガーたちにこれほど大きな影響を与えているのだろうか。有鈎骨と野球の関係について、知っておくべきポイントを整理する。
予想外の動き続々、今オフ最大のサプライズまとめ
大きな変動があり、異常な状況が続き、結果も読めない。そんな激動の冬が続いている。これはもちろん、天気ではなく野球の話だ。(天気も同じくらい予想不能だったが) 各チームがフロリダとアリゾナでのスプリングトレーニングへ向かう前に、ここ数カ月で浮かび上がった主なストーリーを振り返ってみよう。
リベンジに燃える米国代表 メンバー&展望
2017年のワールドベースボールクラシック(WBC)で初優勝を果たして以降、アメリカ代表としてプレーしたいと考えるメジャーリーガーは着実に増えていった。そして、その熱は、2023年大会の決勝で日本に惜敗したことでさらに高まった。今回は、現役最高峰の投手であるタリク・スクーバルとポール・スキーンズが名を連ね、打線も再び「史上屈指」と言える豪華な顔ぶれとなっている。 そんな2026年WBCに臨むアメリカ代表のプレビューをお届けする。
ジャッジは右打者として、史上最高の全盛期を送っているのか?
全米野球記者協会(BBWAA)の投票により2025年のア・リーグMVPに選出されたアーロン・ジャッジは、ある偉大な選手たちの仲間入りを果たした。2022年と2024年にも同賞を受賞しているジャッジは、キャリアで通算3度以上のMVPを獲得した史上13人目の選手となった。以下がそのリストだ。
- ジミー・フォックス、3回(1932、33、38年)
- ジョー・ディマジオ、3回(1939、41、47年)
- スタン・ミュージアル、3回(1943、46、48年)
- ロイ・キャンパネラ、3回(1951、53、55年)
- ヨギ・ベラ、3回(1951、54、55年)
- ミッキー・マントル、3回(1956、57、62年)
- マイク・シュミット、3回(1980、81、86年)
- アレックス・ロドリゲス、3回(2003、05、07年)
- アルバート・プホルス、3回(2005、08、09年)
- マイク・トラウト、3回(2014、16、19年)
- 大谷翔平、4回(2021、23、24、25年)
- バリー・ボンズ、7回(1990、92、93、2001-04年)