ポストシーズン開幕が迫る中、正遊撃手ボガーツが戦列復帰

本拠地でのブルワーズ戦に「2番・遊撃」でスタメン出場

September 23rd, 2025

ザンダー・ボガーツが復帰し、パドレス打線はほぼベストメンバーが揃った。最高のタイミングと言えるだろう。

23日(日本時間24日)、パドレスは左足の骨折で4週間の離脱を強いられたボガーツを10日間の負傷者リストから復帰させた。本拠地ペトコパークで行われるブルワーズ戦に「2番・遊撃」でスタメン出場する予定だ。

ボガーツは「予定よりも少し早く復帰して、メジャーリーグの試合に出場できるのはうれしい。ポストシーズンを迎える前に数試合だけでもプレーできるのは本当にナイスだ」と話した。

23日(同24日)の時点でパドレスの攻撃陣が「完全体」になったわけではない。延長11回の末にサヨナラ勝ちでポストシーズン進出を決めた翌日ということもあり、複数のレギュラー選手が休養を与えられた。また、フェルナンド・タティスJr.は体調不良で欠場しており、24日(同25日)も出場を見送る可能性がある。

しかし、肝心なのは、不測の事態がない限り、パドレスは30日(同10月1日)にナショナル・リーグのワイルドカード・シリーズ(3回戦制)が開幕するときには、攻撃陣が万全の状態になっている可能性が高いということだ。敵地リグレーフィールドでカブスとの対戦が濃厚だ。

ボガーツの復帰は、打線に「いい疑問」を投げかける。まずはポジションの問題だ。マイク・シルト監督は、ボガーツをレギュラー遊撃手として起用する方針を明言しており、ジェイク・クロネンワースは遊撃から二塁、ルイス・アライズは二塁から一塁(もしくはDH)に戻ることになるだろう。

これにより、パドレスはスタメンの1枠にギャビン・シーツとライアン・オハーンのどちらを入れるかを選択することになる。つまり、シーツとオハーンのどちらかは重要な局面で起用できる代打要員となる。これもパドレスにとってはうれしい悩みと言えそうだ。

打順は、パドレス打線のベストメンバーが揃った場合、ボガーツは7番に入る可能性が高いとみられる。なお、ボガーツは負傷の影響を軽減するために、シューズにはインソール(中敷)を挿入し、打席ではフットガードも装着する。ボガーツが8月下旬に負傷者リスト入りしたのは、敵地T-モバイルパークでのマリナーズ戦で左足に自打球を当てたことが原因だった。

ボガーツは今季ここまで、打率.262、10本塁打、49打点、20盗塁、出塁率.330、OPS.717を記録。キャリア平均を下回る数字だが、非常に低調なスタートを切ったあと、6月以降は調子を上げていた。また、守備面ではシーズンを通して素晴らしい活躍。守備指標のOAA(平均的な野手よりどれだけ多くアウトを取ったか)は+7を記録している。

今後、ボガーツの出場スケジュールは未定だ。体調次第になるかもしれない。しかし、ボガーツ自身はレギュラーシーズン残り5試合の時点で復帰することで、ポストシーズンに向けて十分な準備期間が得られると確信している。

「最も重要なのは、体調がいい状態を維持することだ。そして、チームとしても勢いをキープしていきたいね」とボガーツは語った。