新加入マクマーンの決勝打で延長11回サヨナラ勝ち

後半戦に向けて課題は山積み

July 31st, 2025

ヤンキース5x-4レイズ】ニューヨーク/ヤンキースタジアム、7月30日(日本時間31日)

ア・リーグ東地区2位のヤンキースは、延長11回の激闘を5-4で制し、今季4度目のサヨナラ勝利を挙げた。

試合は終始シーソーゲームだった。

新人ウィル・ウォーレンが6回1失点と奮闘したものの、救援陣の不安定さが目立った。八回にはグリシャムの同点弾とスタントンの勝ち越し打で試合をひっくり返したが、その直後に守護神デビン・ウィリアムスが四球、盗塁、そしてジョシュ・ロウに3ランを浴びて再逆転を許した。

しかし、ブルペンの不調を打撃でカバーした。守備でエラーを記録し、ファンからブーイングを浴びていたアンソニー・ボルピーが、九回に左翼ポール際に飛び込む16号ソロで再び試合を振り出しに戻した。

延長10回にレイズに勝ち越しを許したが、コディ・ベリンジャーの三塁打で同点に追いつくと、11回にはロッキーズから移籍してきたライアン・マクマーンがサヨナラ打を放ち、チームに劇的な勝利をもたらした。

勝利の裏では課題も浮き彫りになった。

10回には捕手ウェルズが、二塁走者としてプレー中にもかかわらず3アウトと誤認し、ベースから離れたところをタッチアウトされる痛恨のミスで、試合はそのまま延長に突入するなど、状況判断の甘さも露呈した。

主砲アーロン・ジャッジの不在も依然としてチームに影を落としている。右肘の屈筋損傷で離脱中のジャッジは、8月5日頃のDH復帰が見込まれているが、主砲不在の試合では、チームは平均得点は3.8と低調。2022年以降、ジャッジ不在の試合で32勝37敗(勝率.464)と苦戦が続いている。

トレード期限を目前に控え、チームはすでに野手3人の補強に成功しているが、中継ぎ陣の立て直しが急務となっている。また、打線の核不在という不安も大きく、終盤戦に向けて正念場を迎えている。