チザムJr.が攻守に活躍 ヤンキースが勝負を第3戦に持ち込む

吉田正尚は執念の内野安打

October 2nd, 2025

ヤンキース4-3レッドソックス】ニューヨーク/ヤンキースタジアム、10月1日(日本時間2日)

第1戦に敗れ、王手をかけられていたヤンキースが第2戦に勝利。同点の八回にオースティン・ウェルズがタイムリー二塁打を放ち、一塁走者のジャズ・チザムJr.が激走で決勝点をもたらした。伝統的なライバル対決のワイルドカードシリーズ(WCS)は、第3戦に決着が委ねられる。

ヤンキースは初回、4番ライスがポストシーズン初アーチを放って2点を先制。しかし、三回に先発ロドンが2番ストーリーに同点タイムリーを浴び、序盤のリードを失った。

早めの継投したレッドソックスとは対照的に、ヤンキースは先発ロドンを信頼した。ジャッジのタイムリーで1点のリードを得た六回には、ストーリーにすぐ同点弾を浴び、続く打者にも四球を与えたがアーロン・ブーン監督は続投を決断。その後、ピンチをダブルプレーで切り抜けてロドンは信頼に応えた。

しかし七回、先頭から連続四死球を与えると、ついに継投した。代わった2番手クルーズはすぐに2死を奪い、第1戦で決勝打の代打・吉田正尚と対戦した。

吉田が放った打球初速97マイル(約156キロ)のハードヒットを、セカンドのチザムJr.は懸命なダイビングストップ。内野安打を許して満塁としたが、クルーズが後続を抑え、無失点で切り抜けた。

好守で勝ち越し点を防いだチザムJr.は八回2死から四球で出塁。続くウェルズがライト線へ二塁打を放つと、チザムJr.は一塁から一挙に本塁を狙い、間一髪で決勝点のホームに触れた。

攻守に活躍したチザムJr.は「本当に楽しかった。最後の1球、最後の打者まで、ギリギリの接戦だった。でも、最後まで諦めずに戦い続け、勝利できた」と振り返った。悔しい敗北を喫した第1戦後は、ゲームの「MLB・ザ・ショウ」をプレー。圧勝して、鬱憤を晴らしたとのこと。リフレッシュが活躍につながった。

決勝打のウェルズは第2戦を「激しい」と総括。「まさにプレーオフらしい試合だった。両チームとも必死に戦った。最高だったよ」と勝負を楽しんだ。

ヤンキースが勝利したことで、シリーズは1勝1敗のタイ。あす行われる第3戦では、ヤンキースがキャム・シュリットラー、レッドソックスがコネリー・アーリーとともに新人投手の先発が予定されている。