【カージナルス6X-5レッズ】セントルイス/ブッシュスタジアム、6月21日(日本時間22日)
暑さの厳しいセントルイスでの一戦は、延長11回までもつれる熱戦に。最後は、ホームのカージナルスがヨエル・ポゾの適時打でライバルとの接戦を制した。
初回にアレック・バーレソンの2ランで先制するも、七回にデラクルスの2ランを浴びるなど七回終了時点で2−4とリードを許す苦しい展開に。しかし、八回に2点、九回に1点、延長十一回に1点を奪い勝利を掴み取った。これでカージナルスは、今季19度目の逆転勝利で、七回終了時点でビハインドからの逆転は3度目となる。
このチームの粘り強い戦いを称賛するのが、先日記念すべき350号を達成したノーラン・アレナドだ。九回には、5-5と同点に追いつく10号ソロを放ち、サヨナラ勝利へとつなげた。
「今日は本当に暑かったね。ホームでは久々に不快な暑さだったけど、最後まで集中を切らさずに戦い抜いた。相手の強力なリリーフ投手たちに対しても、諦めずに逆転した。素晴らしい戦いを見せられたと思うよ」
昨年、優勝よりも再構築に重点を置くというチームの方針に対して、常に勝利を求めるチームでプレーしたいと不満を隠さなかったアレナド。若手主体のチームだが、今季はまさにその姿勢を見せることができている。
オリバー・マーモル監督もアレナドを絶賛する。過去15試合で56打数19安打(打率.339)、4本塁打、10打点の好調ぶりだ。
「彼は今、完全に乗っている。本塁打を放ったあとのあの感情表現こそ、彼の真骨頂だ。ベンチも観客も一体になって盛り上がっていたし、最高の状態にあると思うよ」
先発のグレイは5回1失点の好投。「今日は本当に暑くて、途中で諦めてもおかしくなかったけど、最後まで戦い抜いた。この勝利は大きいし、こういう試合こそ後々、振り返って思い出すんだ」。
また、十一回に登板したフィル・マトンは走者を三塁に置いた状態で、3者連続三振と圧巻のピッチングを披露。その裏の逆転劇へと最高の流れでバトンを渡した。
この勝利は、アレナドが求めていた常に勝利を求める姿勢を体現していた。
「これからもチーム全体で戦っていく必要がある。俺たちは数人のスターだけで成り立ってるチームじゃないから、全員が貢献しなければならない。投手陣も素晴らしい仕事をしている。マトンは信じられない投球だったし、ヘルズリーも調子を戻しつつある。打線も粘り強く反撃し、それが見られてうれしかった」
12人の野手と6人の救援投手を起用する総力戦で連勝を5に伸ばしたカージナルス。このカードを含む、直近16試合のうち13試合が同地区のチームとの対戦で、うち7試合は首位のカブスとの対戦だ。ワイルドカード出場ギリギリの位置にいる中で、ここからの試合は大きな鍵を握る。
