アルバレスが40号到達!チーム全体で5本塁打で優勝争い一歩リード

3:45 AM UTC

ロイヤルズ2-6アストロズ】ヒューストン/ダイキンパーク、9月17日(日本時間9月18日)

ア・リーグMVP争いは、レイズのジュニオール・カミネロとアストロズのDHヨーダン・アルバレスによる一騎打ちになったのだろうか。

そう決めつけるのはまだ早い――。この日、アルバレスがダイキンパークで行われたロイヤルズ戦で今季40号本塁打を放ち、勝利を収めた後、ジョー・エスパーダ監督とチームメートはそう主張した。シーズン40本塁打に到達したのは、球団史上5人目だった。

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「言うまでもなく、ヨーダンはわれわれの大黒柱だ」と、ロイヤルズとの3連戦で13打数8安打、3本塁打を記録した遊撃手ジェレミー・ペーニャは話した。「彼が打てば、チームも勢いに乗る。それを一年中続けている。ずっとチームを背負ってきたし、打線に欠かせない存在だ」

ペーニャは、3試合で2本目となる先頭打者本塁打を放ち、今季20本塁打に到達した。アルバレス、イサーク・パレデス、キャム・スミス、クリスチャン・ウォーカーに続き、今季20本塁打を記録したアストロズの選手は5人となった。

アストロズは今季最多となる5本塁打を記録。そのすべてがソロ本塁打だった。アルバレスは五回、セス・ルーゴから一発を放ち、今季のア・リーグで40本塁打以上を記録しているのはカミネロ(41本)と合わせて2人だけだ。打率.311でレイズのチャンドラー・シンプソンと並ぶリーグ首位に立ち、99打点はオリオールズのピート・アロンソ(102打点)に次ぐ2位。三冠王も十分に射程圏内だ。

アルバレスはロイヤルズとの3連戦で10打数4安打、2本塁打。しかし、8月3日以降の35試合では打率.242、出塁率.380、長打率.383、3本塁打にとどまり、MVP争いでカミネロの追い上げを許していた。

「彼がいなければ、チームの成績はまったく違っていただろう」と指揮官は主砲の貢献を話した。

「選手たちの働きは称賛したい。これはチームであり、全員が貢献している。ただ、ヨーダンがいなければ、われわれはまったく違う位置にいたかもしれない。だからこそ、彼はこのチームのMVPであり、このリーグの最優秀選手だ。もちろん、私はかなりひいき目に見ている。だが、彼は初日から結果を出し、最も重要な場面で安打を放ってきた。彼なしでは首位に立てなかった。この位置にもいられなかった」

77勝76敗のアストロズは、この日に同じア・リーグ西地区2位のレンジャーズがレッドソックスに3-4で敗れたため、残り9試合でゲーム差を1に広げた。タイブレーカーもヒューストンが保持している。

アストロズの選手がシーズン40本塁打に到達したのは、2019年に41本を放ったアレックス・ブレグマン以来。球団歴代最多本塁打記録を持つ殿堂入り選手ジェフ・バグウェルは、1999年に42本、1997年に43本、2000年には球団記録の47本を放った。ランス・バークマンは2002年に42本、2006年に45本、リチャード・ヒダルゴは2000年に44本を記録している。

「特別なことだ。昨年は多くのケガに苦しみ、大勢の人が彼のことを忘れたとは言わないけど、ある意味では忘れていた」とペーニャ。

「ヨーダンの存在が少し忘れられていた。彼はそれをモチベーションにしていたみたいだ。今年は自分の体を管理し、試合に出続け、健康を保つことを意識していた。健康ならMVP級の数字を残せると本人も分かっている。それを今年証明しているし、その姿を見られるのは特別だ」

トランメルは春の初めから、アルバレスの様子が以前とは違うことに気づいていた。その立ち振る舞いに何かを感じ、負傷で2025年は48試合の出場にとどまった主砲が、今季は大きな一年を送ると確信していた。

トランメルの中では、誰がMVPなのかについて疑いはない。

「彼がいなければ、今の順位にはいなかったと思う。それは選手仲間から得られる最高の賛辞の一つだと思う。彼は自分よりもチームメートを優先する。それでいて打率3割、40本塁打だ。まるでゲームのような数字だよ。『MLB The Show』でも自分にはできない」とチームメイトを絶賛する。

「ほかの選手を軽視しているわけではない。MVP争いには本当に優れた選手が大勢いる。でも彼が打席に立つたびに、勝利を引き寄せたり、試合を振り出しに戻したりする大きな可能性が生まれる。どんな時でも、本当に勝負強い」