山本、7回1安打でバーランダーとの投手戦も再び勝利ならず

延長10回にサヨナラ満塁弾を浴びジャイアンツに敗戦

September 13th, 2025

ジャイアンツ5-1ドジャース】サンフランシスコ/オラクルパーク、9月12日(日本時間13日)

ドジャースとジャイアンツのナ・リーグ西地区対決の初戦は試合前の予想通り、山本由伸ジャスティン・バーランダーの投手戦となった。ともに7回まで投げてわずか1失点。両チームの強力打線を封じ込めた。

山本は、初回にラファエル・デバースに四球を与えると、ウィリー・アダメスにタイムリー二塁打を浴びて先制を許す。しかしその後は安打も四球も許さず、打者20人を連続で打ち取り、計91球、10三振でジャイアンツ打線を制圧。前回登板のノーヒッター未遂を彷彿とさせる快投だった。

3先発連続で、7イニング以上、10三振以上を記録した山本。これはドジャースの選手として、2017年のクレイトン・カーショウ以来となった。

一方のバーランダーも、七回にマイケル・コンフォートに11号ソロを浴びるまで2安打、無失点の好投を見せた。本塁打を浴びた後には、2死からベン・ロートベットに二塁打を許すと、大谷翔平を敬遠で歩かせ、絶好調のムーキー・ベッツとの勝負を選択。これを見事に制してライトフライに打ち取り、105球、4三振でマウンドを降りた。

山本に代わって登板したジャック・ドライヤーは、八回を2三振を含む三者凡退で完璧なリリーフ。九回にはエラーと安打で1死一、三塁となり、リリーフしたブレイク・トライネンがアダメスを歩かせて満塁とするが、続く代打のウィルマー・フローレスをセンター浅めのフライに打ち取ると、三塁走者が果敢にタッチアップ。アンディ・パヘスが見事なバックホーム送球でこれを刺し、試合は延長戦に突入した。

しかし、2度目の満塁機をジャイアンツは見逃さなかった。延長10回、イ・ジョンフが四球で出塁し、続くケーシー・シュミットは敬遠で満塁に。ここでパトリック・ベイリーがタナー・スコットの高めの速球を完璧に捉え、レフトへサヨナラの満塁本塁打を放った。

大谷翔平は2度の申告敬遠を含む無安打3四球。ドジャースは再び山本の好投に応えることができず、シリーズ初戦を落とした。ジャイアンツはメッツが敗れたことで、ワイルドカード出場圏まで0.5ゲームに迫った。