今季のドジャース先発陣で最も安定した活躍を見せてきた山本由伸。しかし、ワールドシリーズの再戦となったヤンキースとの最終戦では本来の投球を見せることができなかった。
山本は3回2/3を投げて今季ワーストの7安打を浴び、3四球2三振で4失点。ドジャースは3-7でシリーズスイープを逃した。
今季12試合目の先発で、山本が5イニングを投げきれなかったのはこれが初めて。先発投手陣の総投球回数がメジャーで最も少ないドジャースにおいて、山本は最多の7度、6イニング以上の登板を記録しており、ローテーションを支える存在である。
メジャー1年目の昨季、山本を象徴するような好投はヤンキース戦だった。2024年6月7日、ヤンキースタジアムでの登板では7回無失点の快投。そしてワールドシリーズ第2戦では、6回1/3を投げて1失点に抑え、大舞台でその実力を発揮してみせた。
しかし、今回はヤンキース自慢の攻撃陣が山本の攻略に成功した。
初回から2四球と2安打を許し28球を要する苦しい立ち上がり。
2死で迎えたジャッソン・ドミンゲスのタイムリーの際には、アンディ・パヘスがホームへ悪送球。山本がカバーに入り、二塁へ送球するもキケ・ヘルナンデスが捕球できずに、イニングを終わらせることができなかった。
以降も球数が増え続け、三回にはさらに3失点。アーロン・ジャッジへの四球の後、ベン・ライスに2ランを浴び、さらに一、三塁の場面ではスプリットがワンバウンドし、暴投で1点を失った。
