【ブルワーズ1−3ドジャース】ロサンゼルス/ドジャースタジアム 8月14日(日本時間15日)
どれだけ粘り強く攻めても、ブルワーズにとって山本由伸は、そう簡単には崩せない存在だ。
ブルワーズとのシリーズ第2戦に先発した山本は、6回1失点、9奪三振の好投で、チームは4連戦の対戦成績を五分に戻した。これでドジャースは74勝49敗となり、ナ・リーグ最高勝率のブルワーズ(75勝48敗)に1ゲーム差まで迫った。
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ブルワーズが奪った得点は、五回にジョーイ・オルティスが放った犠牲フライによる1点だけだった。ブルワーズ打線も序盤から各打者が粘りを見せ、山本は二回を終えた時点ですでに38球と球数がかさんだ。しかし山本はイニングが進むにつれて投球のテンポを取り戻し、打者を次々と打ち取ると、最終的には97球で6イニングを投げ切った。
13連戦の最中で、ブルペンの負担も大きくなっていたドジャースにとって、山本が六回まで投げ切った意味は大きい。しかも相手は、今季ここまで強力な打線を見せているブルワーズだ。
山本降板後はエバン・フィリップス、タナー・スコット、エドウィン・ディアスが後を託された。ディアスは満塁のピンチを迎えながらも、制球に苦しみつつ無失点で切り抜け、セーブを記録。前日のシリーズ初戦での逆転負けからリベンジを果たした。
打線も必要十分な援護を見せた。初回にムーキー・ベッツがタイムリー。さらにアンディ・パヘスとトミー・エドマンがソロ本塁打を記録した。ブルワーズを得意とする山本の実績を考えれば、十分な援護だった。
山本とブルワーズには、これまでも印象的、そして因縁の対戦がある。昨年のナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦では、敵地でメジャー初完投を記録。今年5月24日の対戦でも7回1失点と好投し、勝利に貢献した。
山本のクオリティースタートで、ドジャースは今季のブルワーズとの対戦成績で勝ち越しまで、あと1勝。この対戦成績は、シーズン終盤に地区順位やポストシーズンのシード順位を決める際、タイブレークが必要になった場合に意味を持つ可能性がある。
