セントルイス -- ダルビッシュ有(38)は、トレード期限前にもう1度先発予定で来週初めにペトコ・パークでメッツ戦に登板する見込みだ。この試合は非常に重要だ。
ダルビッシュに絡むトレード取引の可能性があるわけではない。投球内容がパドレスのトレード戦略に影響を与えるからだ。
特に今回のような試合の後では。24日(日本時間25日)、セントルイスでダルビッシュは今シーズンの4度目の先発。右肘の炎症で最初の3カ月半を欠場していた。そして、カージナルス戦で四回途中でKO降板した。
ベテラン右腕は、3回1/3イニングを投げて8失点を喫し、二回にはブレンダン・ドノバンとウィルソン・コントレラスにそれぞれ3ランを打たれ、6点を失った。投球数はわずか69球だった。その後、ダルビッシュは自分の身体に問題はなく、肘も問題ないことを明確に伝えた。
ダルビッシュの投球には多少の容赦を与えるのは妥当だ。リハビリの最終段階でマイナー戦での実戦登板をせず、1Aの打者を相手にシミュレーションゲームでの登板のみでメジャー復帰した。万全を期してメジャーマウンドに戻ったわけではなかった。しかし、ダルビッシュはそれを言い訳にはしない。
パドレスはダルビッシュがまだ本調子に状態が上がるまでの過程ということに希望を持つべきだろう――他のチームがシーズン中盤の状態にある中、ダルビッシュはオープン戦の終盤の状態に近いのかもしれない。しかし、ハードヒットを許していることは無視できない。
トレード戦略では、パドレスが取引をする際の交換要因が限られている。チームとしてはその交換選手をどう割り当てるかを決めなければならない。
現時点でほぼ確実に野手を獲得するだろう。攻撃力を補強するための最低限の必要事項だ。しかし現実的には、1人の打者だけでは足りない。この夜、パドレス打線は2本のホームランを含む13安打、7得点を挙げたが、それでも7番、8番、9番は合計12打数1安打だった。下位打線のOPS(出塁率+長打率)はメジャーワーストだ。
パドレスは、すでに強力なリリーフをさらに強化することを考えているかもしれない。勝利継投を担うエストラーダ、モレホン、アダム、スアレスから3人がオールスターゲームに選ばれるという歴史的な出来事を成し遂げた。
いずれにせよ、パドレスがトレードの方針を決める前に先発投手陣を再評価する必要がある。今シーズンの大半で先発投手陣は不安定な状態にある。しかし、ダルビッシュが戻ってきた。マイケル・キングも復帰の兆しを見せている。突然、シースがトレード可能な選手だという話も出てきた。
もしダルビッシュが昨シーズン終盤のような支配的な投球を見せれば、そのような(シースを交換要因に含む)トレードは現実的にあり得る。しかし、もしダルビッシュがセントルイスでの蒸し暑い24日の夜のような投球を見せる場合(あるいは健康面で問題がある場合)、シースを先発ローテーションに残すべきだという強い意見が出てくるだろう。そして、パドレスはそのローテーションを強化するために、高架女院の選手たちを再検討するべきだという議論が浮上するだろう。
