【エンゼルス10-5ダイヤモンドバックス】アナハイム/エンゼル・スタジアム、7月12日(日本時間13日)
オールスターゲーム前最後の登板となった菊池雄星(34)がしっかりと試合を作り今季4勝目を記録。自身2度目の球宴に向けて弾みをつけた。
今季、チームで唯一オールスターに選出された菊池は、5回2/3を投げ、6安打3失点。二回と四回にエウヘニオ・スアレスに本塁打を許した以外は磐石の投球を見せチームの勝利に貢献した。
ヒヤッとしたのは六回。2アウトの場面で相手打者の打球が利き腕の左肩「三角筋のあたり」を直撃し、その場にうずくまった。そのまま続投したが、続くランドール・グリチックに適時打を許し、ここで降板となった。
「少し痛みはありますけど。まぁ問題はないです」と試合後に語った。
菊池は後半戦を万全の状態で迎えたいという理由から、オールスターゲームでの登板の辞退を決めている。大事には至らなそうとはいえ、左肩に打球を受けたことを考えればなおさらだ。
実際、加入初年度のエンゼルスにとって欠かせない存在になっている。前半戦を終え、20先発で防御率3.11、113イニングで115三振。戦績自体は4勝6敗だが、安定した投球を続けている。
そんな菊池に応えるかのように、打線もこの日は大量援護。5回までに8安打6打点で、相手先発のザック・ギャレンを打ち崩した。初回から満塁のチャンスを作ると、テイラー・ウォードの内野ゴロの間に先制。四回にはジョー・アデルとトラビス・ダーノーの連続二塁打などで3点を追加した。
ウォード、アデル、そしてダーノーは、チームが勝率5割前後を維持し、ア・リーグのワイルドカード争いに踏みとどまっている大きな要因となっている。
マイク・トラウトも五回に右方向へ17号2ランを記録。キャリア通算では395本目となり、現役選手で400本に到達すれば、ヤンキースのジャンカルロ・スタントン(432本)に次いで2人目となる。
「振り返ってみるとあっという間に感じる。ただ、目の前の一瞬一瞬を楽しもうとしているだけだよ。確かにたくさん積み上げてきたけど、まだまだ自分には力が残っている」
