菊池、松井ら7投手がワールドベースボールクラシック日本代表に追加

December 26th, 2025

侍ジャパンがワールドベースボールクラシックの連覇に向けて準備を進める中、ロースター(登録メンバー)が固まりつつある。

スーパースターの大谷翔平(31)は以前から前回王者の一員としてプレーする意向を表明していたが、報道によると、井端弘和監督(50)は26日、東京で新たに7選手を発表した。

大谷に加え、WBC初出場となるエンゼルスの菊池雄星(34)、パドレスの松井裕樹(30)というMLB投手が加わる。井端監督はさらに5選手の名前を挙げた。全員が投手で、伊藤大海(日本ハム)、平良海馬(西武)、種市篤暉(ロッテ)、大勢(巨人)、石井大智(阪神)らだ。

もちろん、最大の疑問の一つは、大谷がマウンドで選手らに加わるかどうかだ。しかし、現状では投手起用については不透明なままだ。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は今月初めのウィンターミーティングで、大谷が打者専念になる可能性を示唆していた。

「登板しないことを願っている。だが、分からない」とロバーツは言った。「大谷は自分の体のことはよく分かっている。だが、おそらく打つだけになるというのが考えだろう」とDH専念を“希望”した。

2023年大会、大谷は打率.435、OPS 1.345をマークし、マウンドでも2勝0敗、防御率1.86を記録して大会MVPに選ばれた。米国代表との決勝戦では最後を締め、当時のチームメートだったマイク・トラウトから三振を奪い、日本の優勝を決めた。

2026年のワールドベースボールクラシックに向け、侍ジャパンのロースターは今後数週間で徐々に明らかになっていくだろう。