ドジャースのマックス・マンシーが野球への思いやドジャースでの9年間について語った。
――2017年にドジャースとマイナー契約を結んだ当時、どんな思いでしたか
「ただ、もう一度野球を続けるチャンスが欲しかった。それだけだった。実は引退も考えていたんだ。でも最後にもう一度だけ挑戦したいと思っていた。その機会を与えてくれたのがドジャースだった」
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――もし引退していたら、何をしていたと思いますか
「たぶんコーチになっていたと思う。野球が大好きだし、この競技の知識を生かせる仕事がしたかった。現役を辞めたとしても、何らかの形で野球には関わり続けていたはずだよ」
――ドジャースの球団史に名を残す本塁打打者になると想像していましたか
「まったく思っていなかったよ。僕はただ、もう一度プレーする機会が欲しかっただけ。その先に何が待っているか試してみたかった。期待していたのは、野球を楽しむことだけだった」
――ロサンゼルスで成功できると感じた転機は何でしたか
「一番大きかったのは、野球に対する考え方を変えたこと。野球とどう向き合うか、自分が何を求めるのかを見つめ直した。メンタルが変わったことで、自分のキャリアも大きく変わったと思う」
――具体的には、どんな変化だったのでしょうか
「結果ばかり気にするのをやめたことだね。子どもの頃に好きだった野球を、もう一度純粋に楽しもうと思えるようになった。それまでは自分ではどうにもできないことまで気にしていた。考え方を180度変えたことで、プレッシャーから解放されてプレーできるようになった」
――そのきっかけをくれた人は
「父だよ。野球はすべて父から教わったし、野球を好きになることも父のおかげだ。父と何度も話をする中で、『まだ引退したくない』という気持ちに気づかされた。本当に父には感謝している」
――今季は打者として自己最高のシーズンという評価もあります
「正直、自分ではまだ理想の打者にはなれていないと思っている。でも今年一番大きいのは健康でいられていることだね。ここ数年はいいプレーができていたと思う一方で、ケガとの戦いが続いていた。今年は健康な状態でグラウンドに立ち続けられている。それが一番の違いだと思う」
――ドジャースで最も印象に残っている瞬間は
「ワールドシリーズ優勝だ。僕は個人の成績やタイトルのために野球をやっているわけじゃない。チームで勝つためにプレーしている。その喜びを3度も味わえたことが一番の思い出だよ」
――今年は守備も高く評価されています。三塁手として守備防御点(DRS)でメジャー4位です
「実は今年、一番誇りに思っているのは守備なんだ。ようやく自分ができると思っていたレベルの守備ができるようになった。そこにたどり着くまでには、本当に多くの努力が必要だったし、失敗を恐れない気持ちを身につけることも簡単ではなかった。今年はその壁を乗り越えられたと思う」
――デーブ・ロバーツ監督は、あなたにとってどんな存在ですか
「僕にとっては父親のような存在だ。9年間一緒に戦ってきて、いい時も悪い時も全部見てきてくれた。今では僕のことを誰よりも理解してくれている。本当に感謝しているし、言葉では表せないほど大きな存在だよ」
