ゴールドグラブ賞発表 Dバックスとレッドソックスから最多3人が受賞

2:26 AM UTC

026年のゴールドグラブ賞受賞者が発表された。昨年に続き、今年も初受賞者は9人。球団別ではダイヤモンドバックスとレッドソックスが最多で、それぞれ3人が選ばれた。

1957年に創設された同賞は、両リーグの各ポジションで最も優れた守備を見せた選手に贈られる。選考はMLBの監督・コーチによる投票が75%、守備指標などを扱う専門家の評価が25%。監督・コーチは自リーグの選手を対象に投票し、自チームの選手には投票できない。

2026年の受賞者は以下のとおり。

アメリカン・リーグ

捕手:ディロン・ディングラー(タイガース)

2年連続の受賞。捕手ではフィールディング・ラン・バリュー(FRV)17、守備防御点(DRS)15でいずれもリーグトップの数字を記録。タイガースの捕手としては、球団史上4人目の受賞者となった。

一塁手:クリスチャン・ウォーカー(アストロズ)

Dバックス時代の2022~24年に続き、通算4度目の受賞。アストロズでは初のゴールドグラブ賞となった。FRVは7で、ア・リーグ一塁手のトップタイだった。アストロズの一塁手としては3人目の受賞者になった。

二塁手:コール・ヤング(マリナーズ)

メジャー2年目のヤングが初受賞。ア・リーグの二塁手でトップとなるDRS16を記録した。

マリナーズの二塁手としては、2002~04年に3年連続で受賞したブレット・ブーン以来の受賞。ヤングが生まれる前から続いていた球団記録に、ようやく新たな名前が加わった。

遊撃手:テイラー・ウォールズ(レイズ)

遊撃手でリーグ最多のDRS21を記録したウォールズが初受賞。レイズの遊撃手としては球団史上初のゴールドグラブ賞となった。レイズが最後に同賞を受賞したのは2019年で、中堅手のケビン・キアマイアーで、球団としても久々の受賞者となった。

三塁手:ケイレブ・ダービン(レッドソックス)

初受賞。今季はスプリングトレーニング開始直前にレッドソックスへ加入し、ア・リーグの三塁手でトップとなるDRS13を記録した。レッドソックスの三塁手としては球団史上2人目の受賞者。

左翼手:コディ・ベリンジャー(ヤンキース)

2019年にドジャースの右翼手として受賞したベリンジャーが、再びゴールドグラブ賞に輝いた。DRS21はメジャー全体で3位タイ。さらに、外野からの補殺を8つ記録した。平均送球速度も大きく向上し、93.3マイル(約150.2キロ)をマーク。メジャー全体の上位6%に入る数字だった。

中堅手:セダン・ラファエラ(レッドソックス)

ラファエラはア・リーグ中堅手部門で2年連続の受賞。外野手のアウト阻止数(OAA)は16で2位、DRS21はメジャー全体で3位タイだった。ア・リーグの中堅手が2年連続で受賞するのは、キアマイアー(2015~16年)以来となる。

右翼手:ウィリヤー・アブレイユ(レッドソックス)

アブレイユは右翼手部門で3年連続の受賞。ラファエラとともに、2年連続でチームメート同士の受賞を果たした。

外野手のチームメート2人が2年連続でゴールドグラブ賞を獲得するのは、バリー・ボンズとアンディ・バンスライク(パイレーツ、1990~92年)、ドワイト・エバンスとフレッド・リン(レッドソックス、1978~79年)に続く3組目となる。

アブレイユはDRS28でメジャー全体トップ。補殺も13を記録し、ドジャースのアンディ・パヘス(14)に次ぐ外野手2位だった。

投手:タナー・バイビー(ガーディアンズ)

ア・リーグの投手で最多となるDRS5を記録したバイビーが初受賞。ガーディアンズの投手としては、2022年に受賞したシェーン・ビーバーに続く2人目となった。

ユーティリティ:エセキエル・デュラン(レンジャーズ)

デュランが初受賞。レンジャーズにとっては、ユーティリティ部門で初のゴールドグラブ賞となった。投手と捕手を除くすべてのポジションで出場し、複数ポジションでのOAA合計は17。メジャー全体の上位1%に入る数字だった。

ナショナル・リーグ

捕手:ガブリエル・モレノ(ダイヤモンドバックス)

2度目の受賞。捕手のDRSではディングラーに次ぐ2位だった。ダイヤモンドバックスの捕手でゴールドグラブ賞を獲得したのは、モレノが唯一の選手となる。

スタットキャストの各指標でも高い評価を受け、ブロッキングでプラス5、盗塁阻止率の平均値に対する貢献度(CS Above Average)でプラス3、フレーミングによる得点貢献(Framing Runs)でプラス5を記録した。

また、同じ年にゴールドグラブ賞と首位打者を獲得した捕手としては、2008~09年のジョー・マウアーに続く2人目となった。

一塁手:マット・オルソン(ブレーブス)

一塁手として通算4度目の受賞(2018~19年、2025年、2026年)。現役選手ではウォーカー、ポール・ゴールドシュミットと並び、このポジションで最多の受賞回数となった。OAAは一塁手でトップの12、FRVも12でトップ。DRSはパドレスのタイ・フランスに次ぐ2位の11だった。

二塁手:ブライス・トゥラング(ブルワーズ)

2024年に続き、2度目の受賞。ブルワーズの二塁手としては唯一の受賞者だ。また、球団が1998年にナ・リーグへ移籍して以来、内野手としてゴールドグラブ賞を獲得した唯一の選手でもある。DRS23はメジャー全体でウィリヤー・アブレイユの28に次ぐ2位。OAA17も二塁手では、カージナルスの新人JJ・ウェザーホルト(25)に次ぐ2位だった。

遊撃手:ヘラルド・ペルドモ(ダイヤモンドバックス)

今季、遊撃手として最も多くのイニングを守ったのがペルドモだった。OAA16はメジャー全体の上位2%に入る数字で、初のゴールドグラブ賞を獲得した。

ダイヤモンドバックスの遊撃手としては、ニック・アーメドに続く球団史上2人目の受賞者となった。

三塁手:アレックス・ブレグマン(カブス)

2024年のアストロズ時代以来の2度目の受賞。カブスの三塁手としては、1964~68年に5年連続で受賞したロン・サントに続く、球団史上2人目の受賞者となった。

左翼手:ジャクソン・チューリオ(ブルワーズ)

22歳のチューリオは、ミルウォーキーでさらなる成長を見せている。今季はナ・リーグの左翼手でトップとなるDRS13、守備による得点貢献(Fielding Runs)8を記録し、初のゴールドグラブ賞を獲得した。

中堅手:ピート・クロウ=アームストロング(カブス)

打撃面で40本塁打・40盗塁を達成しただけでなく、守備でも2年連続の受賞となった。OAA26はメジャー全体でトップ。DRSも10を記録し、外野手のなかで6位だった。

右翼手:コービン・キャロル(ダイヤモンドバックス)

広い守備範囲を誇るキャロルが、意外にも今回初受賞を果たした。今季は右翼手でトップとなるOAA10を記録。この数字はメジャー全体の上位5%に相当する。ダイヤモンドバックスの外野手としては5人目の受賞者。

投手:ノーラン・マクリーン(メッツ)

投手として素晴らしい新人シーズンを送り、ナ・リーグ新人王の有力候補となっているが、守備でも大きな評価を受けた。新人投手としてゴールドグラブ賞を獲得したのは史上初だ。

メッツの投手としては、1989年のロン・ダーリングに続く受賞者。球団全体でも、2014年に中堅手のフアン・ラガレスが受賞して以来のゴールドグラブ賞となった。

ユーティリティ:マウリシオ・デュボン(ブレーブス)

デュボンはユーティリティ部門の常連となりつつある。2022年に同部門が創設されて以来、2023年と2025年にアストロズで受賞しており、今回が通算3度目。複数回受賞した選手はデュボンのみ。2026年は二塁、三塁、遊撃、左翼、中堅を守り、OAA6を記録。メジャー全体の上位9%に入る評価を受けた。

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