ワールドベースボールクラシックの優勝チームやMVPを予想

優勝予想の1番人気はスター軍団のアメリカ

2:00 AM UTC

野球の最高峰の国際大会が再び幕を開ける。世界中から20チームが集まり、4日(日本時間5日)に開幕する2026年ワールドベースボールクラシックで覇権を競い合う。頂点に立つことができるは、たった1チームだけだ。

果たして、結果はどうなるのだろうか。MLB.comではスタッフによる投票を行い、各プールの勝者、優勝チーム、そしてMVPを予想した。

ここでは、ワールドベースボールクラシックの予想の投票結果を紹介していく。

【注】1次ラウンドは20チームが5チームずつ、4つのプールに分かれて、総当たりのリーグ戦を行う。各プールの上位2チームが準々決勝以降のトーナメント戦に進出する。今回の予想では、各プールの5チームを得票数の順に並べ、上位2チームを太字で表示している。

プールAの勝者は?

  • 1位:プエルトリコ
  • 2位:カナダ
  • 3位:コロンビア
  • 4位:キューバ
  • 5位:パナマ

プールAは投票者の間で最も意見が分かれた。満場一致がなかった唯一のプールであり、4チームが2ケタの票を獲得。最終的にはプエルトリコとカナダがコロンビア、キューバ、パナマを抑え、上位2チームに選ばれた。

プエルトリコは多くのスター選手を欠いているが、それでも大会上位の有力チームの1つと目されており、初優勝を目指す。カナダは組分けに恵まれただけでなく、これまで以上に充実した戦力を擁しており、初の1次ラウンド突破の大きなチャンスを迎えている。

プールBの勝者は?

  • 1位:アメリカ
  • 2位:メキシコ
  • 3位:イタリア
  • 4位:イギリス
  • 5位:ブラジル

アメリカはおそらく史上最強の戦力を擁してワールドベースボールクラシックの舞台に戻ってきた。前回大会の決勝で日本に惜敗した雪辱を果たし、2度目の優勝を狙う。まずはプールBを突破することが必要になるが、投票者たちは問題なく突破できると考えているようだ。

メキシコとイタリアは前回大会でともに準々決勝進出を果たした。しかし、予想通りにアメリカがプールBを突破した場合、少なくともどちらか1チームは1次ラウンドでの敗退を強いられることになる。投票者の多くは、アレハンドロ・カーク、ジャレン・デュラン、ランディ・アロザレーナといった好選手を擁するメキシコがアメリカとともに準々決勝以降のトーナメント戦に進出すると予想している。

プールCの勝者は?

  • 1位:日本
  • 2位:韓国
  • 3位:チャイニーズタイペイ
  • 4位:オーストラリア
  • 5位:チェコ

3度の優勝を誇り、ワールドベースボールクラシック史上最も成功を収めているチームである日本は、前回大会の優勝メンバーが多く残っている。その中には前回大会のMVPである大谷翔平も含まれており、当時エンゼルスのチームメイトだったマイク・トラウトを三振に仕留め、日本を優勝に導いたシーンは非常に印象的だ。大谷は今大会、二刀流でのプレーはしない見込みだが、それでも日本は攻守両面で強力なメンバーを揃えている。

プールCを突破するチームとして、日本は満場一致で選出され、韓国も大きな支持を集めた。2008年の北京五輪で優勝し、2009年のワールドベースボールクラシックで準優勝するなど、快進撃を続けていた韓国だが、近年は苦戦が続いており、ワールドベースボールクラシックでは3大会連続で1次ラウンド敗退。今大会は低迷からの脱出を目指している

プールDの勝者は?

  • 1位:ドミニカ共和国
  • 2位:ベネズエラ
  • 3位:オランダ
  • 4位:ニカラグア
  • 5位:イスラエル

混戦模様のプールAとは対照的に、プールDはドミニカ共和国とベネズエラの「2強」が準々決勝進出の有力候補となっている。ドミニカ共和国は前回大会でまさかの1次ラウンド敗退を強いられたものの、スーパースターを擁する強力なロースターを編成しており、優勝候補という大きな期待を背負って今大会に臨む。全勝優勝を果たした2013年のような快進撃を見せたとしても、誰も驚かないだろう。

しかし、ベネズエラも侮れない。こちらも多くのスター選手を揃えている。前回大会の準々決勝では八回にトレイ・ターナーに満塁弾を浴び、惜しくもアメリカに敗れたが、初優勝を目指し、高いモチベーションで今大会に臨んでいる

優勝チームは?

  • 1位:アメリカ

今大会のパワーランキングでは日本が1位に選ばれた。前回王者であり、3度の優勝という実績もあるからだ。しかし、投票者たちはアメリカの優勝を予想している。ドミニカ共和国も日本より多くの票を集めた。

アメリカがこれほどの支持を集めた理由は、アメリカのロースターを見れば容易に理解できるだろう。タリック・スクーバルは1試合しか登板しない見込みだが、ポール・スキーンズ、ローガン・ウェブ、メイソン・ミラーといった新戦力が加わり、投手陣は前回大会から格段に強化されている。

一方、野手陣も非常に強力だ。アーロン・ジャッジが主将を務め、カル・ローリー、ガナー・ヘンダーソン、ブライス・ハーパー、アレックス・ブレグマン、バイロン・バクストン、ピート・クロウ=アームストロング、ロマン・アンソニーらも新加入。前回大会で代走要員だったボビー・ウィットJr.も今大会は主力選手の1人として、より大きな役割を担うことが期待されている。

その他の得票チーム:ドミニカ共和国、日本

MVPに輝くのは?

  • 1位:ボビー・ウィットJr.(アメリカ)

アメリカの選手がMVPを受賞するという予想は、優勝予想の1番人気がアメリカであることと完全に一致している。ウィットJr.がジャッジを上回ったのは少し意外だったが、前回大会以降の活躍ぶりを考えると、納得の選出と言えるだろう。ウィットJr.は前回大会も出場したが、メジャー1年目を終えたばかりだったため、ベンチ要員にすぎず、大会中はわずか3打席(2打数)しか立たなかった。今大会は状況が大きく異なっており、ウィットJr.は正遊撃手として不可欠な戦力となっている。

ドミニカ共和国の選手では、フアン・ソトが最多得票だった。一方、日本の選手では、大谷と山本由伸が同じ得票数でトップに並んだ。

その他の得票選手:アーロン・ジャッジ(アメリカ)、フアン・ソト(ドミニカ共和国)、カイル・シュワーバー(アメリカ)、ポール・スキーンズ(アメリカ)、ブラディミール・ゲレーロJr.(ドミニカ共和国)、大谷翔平(日本)、カル・ローリー(アメリカ)、フリオ・ロドリゲス(ドミニカ共和国)、フェルナンド・タティスJr.(ドミニカ共和国)、山本由伸(日本)、ロマン・アンソニー(アメリカ)、アレックス・ブレグマン(アメリカ)、ブライス・ハーパー(アメリカ)、岡本和真(日本)、ヘラルド・ペルドモ(ドミニカ共和国)