開幕から期待通りの活躍をするスター選手、彗星のごとく現れた若手選手など、この時期は毎日、めまぐるしく注目選手が代わる。
スター選手と将来のスター候補の対決が見られる今週注目の5カードを紹介したい。
ジャイアンツーフィリーズ
(月曜~木曜まで4試合)
対戦成績: 2024年フィリーズがジャイアンツに5勝2敗と勝ち越している。2チームのライバル関係は138年にも及ぶが、これまでポストシーズンを含めて2249試合を戦い、ジャイアンツが1286勝を挙げている。今日の試合、ジャイアンツが10-4でまず1戦目を制したが、フィリーズはここから巻き返しなるか。
注目選手:フィラデルフィアの強打者たちはジャイアンツと相性がいい。ジャイアンツとの対戦で、カイル・シュワーバーは通算71打数8本塁打、打率.690、ブライス・ハーパーは108打数8本塁打を記録している。ジャイアンツの注目選手は25歳の中継ぎ投手ランディ・ロドリゲスだ。今季7試合に登板し、三振率、与四球率で高い数字を残している。強力フィリーズ打線を打ち取れるか。
ロイヤルズーヤンキース
(月曜~水曜の3試合)
対戦成績:ヤンキースは2024年レギュラーシーズンでロイヤルズに5勝2敗、その後ディビジョンシリーズで4戦全勝した。ちなみにロイヤルズがシリーズでヤンキースに勝ち越したのは2014年。今日の第1戦は4-1でヤンキースが先勝したが、得点が全てソロ本塁打という試合内容だった。
注目選手:ロイヤルズの捕手サルバドール・ペレスはヤンキース相手に16本塁打と相性がいい。内野手マイケル・マッセイはブロンクスで通算22打席で4本塁打を記録している。一方、ジャッジもロイヤルズ戦で通算140打席で13本塁打を記録している。今季、打球速度、強打率、打球速度で上位に入るヤンキースの26歳ベン・ライスも注目株だ。
タイガースーブルワーズ
(月曜~水曜の3試合)
対戦成績:かつてはア・リーグのライバル同士だったが、その後、27年間別々のリーグに所属し、1997年以降はシーズン中に4回以上の対戦がない。昨季、ブルワーズはデトロイトとのシリーズ3戦のうち2勝しているが、今日の試合はスクバルの好投もありタイガースがまず1勝を挙げた。
みどころ: 両チームとも昨季プレーオフに進出。今季も上位争いをするためには、タイガースは若手選手たちのさらなる成長が、先発投手陣の負傷が相次いだブルワーズはいかに競争力を保てるかが鍵になる。
注目選手: 2018年ナショナルリーグMVPに輝いたブルワーズのクリスチャン・イエリッチは、タイガース相手に通算OPS.963、53打数4本塁打を記録。2020年ドラフト全体1位指名のタイガースのスペンサー・トーケルソンも平均打球速度、ハードヒット率、打点で高い数字をマークし勢いに乗る。
エンジェルスーレンジャーズ
(火曜~木曜の3試合)
対戦成績: ア・リーグ西地区の上位2チームの初対戦。昨季はレンジャーズが通算13試合中9試合で勝ち越したほか、過去9年間で7回、シーズンシリーズを制している。
みどころ: 2015年以降、エンゼルスは勝率5割以上がないが、今季は開幕から好調だ。本塁打数でヤンキースに並び、得点数はヤンキースとレッドソックスに次ぐ。レンジャーズは先発投手が防御率3.44でア・リーグ5位に位置するが、まだエンジンのかからない打撃が懸念材料だ。
注目: マイク・トラウトは相変わらずマイク・トラウトだ。すでに6本を放ち、本塁打数でア・リーグのジャッジらと共にトップタイに立つ。怪我なくプレーするトラウトがこの夏、本塁打王を争うと思うと今からワクワクする。トラウトはテキサス相手に通算44本塁打、OPS1.054で相性がいい。また開幕から35打席で打率.400、長打率.914を記録している23歳の若手カイレン・パリスも要注目だ。
ダイヤモンドバックスーカブス
(金曜~日曜の3試合)
対戦成績:今季3月にアリゾナで行われた4連戦では引き分けている。過去10年以上の対戦成績はほぼ互角で、2014年以降の69試合のうち、カブスが35勝を挙げている。
みどころス:ダイヤモンドバックスは昨季1ゲーム差でプレーオフ進出を逃した。今季、ナ・リーグ西地区はジャイアンツ、ドジャース、パドレスが開幕ダッシュし、ダイヤモンドバックスは苦戦中。一方、カブスはナ・リーグ中地区の首位に立ち、得点でもリーグ首位に立つ。