パドレスがブルージェイズに8−7で勝利した試合の開始約1時間前、ゼネラルマネジャーのA.J.プレラー(48)はペトコ・パークのフロントオフィスからビデオ通話で報道陣の取材に応じた。
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プレラーGMは少なくともあと24時間はドラフトに集中し続けると強調した。パドレスは11日(同12日)に最初の5人の指名を行った。まだ16人の指名が控えている。プレラーGMはその後にトレード期限へ意識を向けると語る。
今季のトレード期限には難しい問題が伴う。パドレスは宙に浮いた状態にある。買い手としてトレード期限を迎えたいと考えている(誰もがそう考えるだろう)。しかし、最近の成績は別の事実を示している。
直近15試合で11敗を喫した。前半戦の大部分をナ・リーグのプレーオフ進出圏内で過ごしたが、11日(同12日)にブルージェイズに勝利した時点で4.5ゲーム差をつけられている。
チームの前半戦の成績について評価を求められたプレラーは、「良い点もあった」と振り返る。
さらに「改善すべき点もある。われわれは10月に進出できる可能性のある位置にいる。しかし、さらに状態を上げる必要がある」と続ける。
トレード期限の戦略
簡単に言えば、プレラーGMはまだ具体的な戦略を持っていない。
「どのような選択肢があるか、何がこのチームの助けになるかを確認するため、先入観を持たずにこの過程に臨む」
そして「選手の獲得になるか、あるいは別の方向へ進む必要があるかを先入観を持たずに検討する。すべての選択肢が残されている」と強調する。
言い換えれば、パドレスは買い手になる可能性もあれば、売り手になる可能性もある。それは今後数週間の試合結果とチームの順位に左右される(また、いつものように市場の状況自体にも左右される)。
パドレスはカンザスシティ、アトランタ、マイアミを巡る敵地での10連戦から後半戦をスタートさせる。後半の2カードは、ナ・リーグのプレーオフ進出争いで上位を追うチームとの直接対決が待つ。
プレラーGMは、「最初の遠征では、われわれとともにプレーオフ進出を争う上位のチームと対戦する」と語る。
さらに「状況をすべて把握する。1試合ごとに過剰な反応はしたくないが、この10日間でより多くの情報を得られる。それらすべてが、トレード期限に向けて決断する過程の一部となる」と続ける。
現在の選手への投資や主力選手の高齢化を考慮するとプレラーGMは売り手に回ることに消極的な姿勢を示している。しかし、「すべての選択肢が残されている」という言葉は、その必要に迫られる可能性を事実上認めた発言と言える。
メイソン・ミラーの処遇
パドレスが売り手に回った場合、他球団が獲得を望む選手に事欠かない。しかし、球界最高の抑え投手として来週のオールスター戦に出場するメイソン・ミラー(27)以上に価値のある戦力は存在しない。
パドレスは昨季のトレード期限に球団有望株トップの内野手、レオ・デブリーズ(19)を中心とした多くの見返りと引き換えにミラーを獲得した。このトレードは、数年先まで10月のプレーオフでミラーが九回を締める展開を想定して決断した。翌年の夏に放出する計画など存在しなかった。
しかし、パドレスは少なくとも他球団のオファーを聞く必要があるのではないか。
ミラーについて問われたプレラーGMは、現時点ではその考えを考慮したくないと明確にした。しかし、遠回しな回答でその可能性を排除しなかった。回答の全文は以下の通り。
「明日のドラフト2日目に向けて準備を進め、さらに数試合に勝利してチームをより良い位置につけたい。明らかに、メイソンは球界最高の選手。そのため、自身の仕事において最高の能力を持つ選手に興味を示す人間は常に存在する」
「昨季トレードを行って以来、最高の活躍をしている。チームははメイソンが長期間パドレスに在籍するという意図を持ってトレードを行った。信じられないような仕事をしている。チームの意図は昨季トレードを行った時と変わらない」
スタメン監督への支持
パドレスは最近失速しており、多くの批判を浴びている。就任1年目のクレイグ・スタメン監督(42)もその批判の一部を受けている。しかし、プレラーGMはスタメン監督への支持を表明し、その際、自身の選手編成にも言及した。
「全体的に見て、クレイグは過程やスタッフとの物事の進め方において、非常に良い仕事をしている」とプレラーGMは評価している。
「勝敗の観点から言えば、もっと良くなりたいと本人が一番に言うだろう。そして、現在の選手構成が完璧ではないと私が一番、分かっている。クレイグの最大の長所、つまり自身の仕事が得意な理由、現役時代に優れた選手だった理由、そして監督として学び続ける理由は、学ぶことや成長を受け入れているからである」
新人監督には常に成長痛が伴う。パドレスは多くの負傷者に苦しめられているが、スタメン監督はシーズン中盤の現在、これらの問題に対処している。プレラーGMが信頼を維持していることは明白である。
「理由があって監督に起用した」とプレラーGM。
「チームにもたらすものに信頼を置いている。長期間この球団に在籍している。私たち(フロント)はスタメン監督を非常によく知っている。繰り返しになるが、監督がチームを率いて、後半戦で素晴らしい戦いをすることを期待している」
