ジャッジがついに復帰へ、実戦形式の打撃練習を実施

September 8th, 2026

この日、ヤンキースは試合がなかったが、ヤンキースタジアムではここ数カ月で最も重要な出来事の一つがあった。アーロン・ジャッジが5月下旬以来初めて実戦形式で投手と対戦したのだ。

しかし、それも翌8日(日本時間9日)の試合での祝福ムードには及ばないだろう。ジャッジは60日間の負傷者リストから復帰し、ロッキーズとのシリーズ初戦で先発メンバーに入る見込みだ。

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最も、本人にとっては長すぎたくらいだ。

「6月1日には戻りたかったけれど、そうはならなかった。いつ自分を出すかは監督に任せるよ」とジャッジは最近語っていた。

アーロン・ブーン監督は先週末、ア・リーグMVPを3度受賞している主将について、「試合に出る準備が整う最終段階に近づいている」と話していた。ジャッジは右肋骨の疲労骨折により、5月31日を最後に欠場していた。

指揮官はジャッジが不在だった間のチームの戦いぶりに手応えを感じている。それでも代わりになる存在はいない。

ジャッジが最後に出場した時点で、ヤンキースは36勝23敗、勝率.610。ジャッジ不在の間は、6日終了時点で45勝39敗、勝率.536だった。

「打線が長期間苦しんだ時期もあった。中心選手がいなかったことが、その大きな要因だと思う。ただ、ここ2週間ほどは上向き、攻撃面で本当にいい野球ができるようになってきたとも感じている。もちろん、われわれの中心選手が戻ってくるのを楽しみにしている」とブーン監督は話した。

ジャッジはチームの西海岸6連戦にも同行し、ダグアウトでチームメートと一緒にすべての投球を見守った。

「みんな好調で、よくバットが振れている。特にスペンサー・ジョーンズに外野で出場機会を与えられたのは素晴らしいことだ。エリオット・ラモスにも、ニューヨークで経験を積む機会を与えられた。監督に呼ばれ、必要とされたら、いつでも準備はできている」とジャッジは語った。

ジャッジはマイナーでのリハビリ出場を望まない姿勢を崩さず、「行く意味があるとは思わない。打席をムダにする必要ないよね」と説明した。

指揮官は、ジャッジの体力を調整しながら戻す方法があると話している。選択肢の一つとして、5~7回まで出場した後に交代させる案も「検討している」と明かした。

優勝争いのさなかにあるヤンキースにとって理想的とは言い難いが、試合の一部だけでも、まったく出場できないよりはいい。

「かなり時間がたった。離脱した直後と同じくらい、今もみんな彼の復帰を待ち望んでいる。僕たちにとって非常に大きな意味を持つ」とベン・ライスは語った。

8月に野球動作の再開許可が下りたジャッジは、ティー打撃やトス打撃から、投手役が上手投げする打撃練習へと進んだ。サンディエゴでのシリーズ中には、フィールド上でも2度行った。

投球マシンの速球にも対応し、走塁や外野守備の練習も行っている。5日の練習では、右翼の中間程度の深さから三塁へワンバウンド送球を見せた。

ジャッジがスパイクを履いて動けていることには、大きな意味がある。現在のロースター構成を踏まえ、球団はDHではなく、先発右翼手として復帰させる方針だからだ。

もちろん、ジャッジ自身が「もう一度オフシーズンを過ごしたようなもの」と表現した数カ月間の実戦不足を経て、試合勘が鈍っているかどうかは分からない。

「パワーやバットスピードは、あまり心配していない。仮にわずかに落ちていたとしても、何もできないよりはいいと思う」とジャッジは話した。

外野へ復帰した後は、可能な限りダイビングを避けるよう求められる。今回の負傷は4月26日のヒューストン戦で、フライを捕ろうとした際に発生した。

「そうしたプレーについては、賢く判断しなければならない。実際、ここ数年の彼は、飛び込む場面を以前より慎重に選んでいる」とブーン監督は語った。

ジャッジは、必要であれば無理を抑えてプレーできると考えている。それでも、最も重要な試合では体を張る覚悟がある。

「またフィールドへ戻り、賢くプレーし続ける。特に今季の残り試合、そしてポストシーズンへ進んでからは尚更ね」とジャッジは語った。