プホルス、監督候補のエンゼルスと交渉決裂、パドレスとオリオールズは引き続き候補(関係者取材)

October 20th, 2025

アルバート・プホルスが次期エンゼルス監督になることはない。

将来の殿堂入りが確実視されているプホルスは、ペリー・ミナシアンGMの特別補佐を務めているが、球団が進めている監督人事の候補から外れたと、関係者がMLB.comのマーク・フェインサンド記者に語った。球団はこの件を正式には認めていない。

プホルスは一時、最有力候補と見られており、10月9日にセントルイスでミナシアンGMと面談していたが、契約交渉が決裂したという。なお、プホルスはすでに球団と個人契約を結んでおり、2023年シーズン前に始まった10年間のパーソナル・サービス契約の一環として、年間100万ドル(約1億5200万円)の報酬を受け取っている。

プホルスは現在、オリオールズとパドレスの監督候補にも名前が挙がっている。3度のMVPを受賞した45歳は、今春のキャンプ中に「メジャーの監督になりたい。その準備はできている」と語っていた。

メジャーやマイナーでの監督やコーチ経験はないが、昨冬にはドミニカ共和国リーグ(LIDOM)のレオネス・デル・エスコヒードを率いてリーグ優勝とカリビアンシリーズ制覇を達成。来年のワールドベースボールクラシック(WBC)では母国ドミニカ共和国代表の監督も務める予定だ。

プホルスが候補から外れたことで、エンゼルス内部ではトリー・ハンターとカート・スズキの2人が依然として有力候補に残っている。どちらも現在ミナシアンGM特別補佐を務める元エンゼルスの選手だ。

2人はシーズン終盤に球団に同行し、チームの「オーガニゼーショナル・エグジット・インタビュー(組織的面談)」にも参加。ハンターは複数シリーズでベンチ入りし、テキサスで「条件が整えば監督に興味がある」と明かしていた。

スズキはジャイアンツの監督候補としても面接を受けており、2人ともツインズOBのため、同球団の監督候補としても名前が挙がっている。

さらにエンゼルスの候補としては、レンジャーズ特別補佐ニック・ハンドリー、カブスのベンチコーチ、ライアン・フラハティ、元オリオールズ監督ブランドン・ハイド、元ツインズ監督ロッコ・バルデリの名も報じられている。

エンゼルスは全コーチに対し、「新監督が自身のコーチらスタッフを選ぶため、他球団での職探しは自由」と伝えている。