【アストロズ9−0レンジャーズ】アーリントン/グローブライフフィールド、5月25日(日本時間26日)
今井達也(28)は対戦した最初の2打者に四球を与え、投じた最初の10球のうちストライクはわずか2球だった。この状況を受けてジョシュ・ミラー投手コーチがマウンドへ足を運んだが、その言葉は、かつて日本でスーパースターだった今井の心にしっかりと響いたに違いない。
今井は併殺打を打たせてこれに応え、その後に対戦した17打者のうち出塁はわずか2人しか許さず6回無失点で投げ終えた。レンジャーズに勝利し、2人の救援投手との継投によりメジャーでは約2年ぶりとなるノーヒットノーランを達成した。
ノーヒットノーランは、2024年9月4日のパイレーツ戦でカブスの今永昇太(32)、ネイト・ピアソン(29)、ポーター・ホッジ(25)が継投で達成して以来となった。
救援のスティーブン・オカート(34)が七回を無失点に抑え、メジャーデビュー戦となったアリンバー・サンタ(23)が2イニングを投げて、アストロズ史上18度目、そして2024年4月1日にロネル・ブランコ(32)がブルージェイズ戦で達成して以来となるノーヒッターを完遂した。
複数の投手による継投でのノーヒットノーランはアストロズ史上5度目を記録し、2022年のワールドシリーズ第4戦のフィリーズ戦でクリスチャン・ハビエル(29)、ブライアン・アブレイユ(29)、ラファエル・モンテロ(35)、ライアン・プレスリー(37)が達成して以来となった。
オフにアストロズと3年6300万ドル(約94億5000万円)で契約した今井は、ヒューストンで波乱の幕開けを迎えた。3先発を終えて防御率7.27を記録し、1つのアウトを奪う間に3失点、4四球を与えた4月10日のシアトルでの悲惨な登板後、腕の疲労により負傷者リスト(IL)入りした。5月12日に復帰してマリナーズ戦で4回6失点を喫したが、1週間前のツインズ戦では4回2/3を投げて3失点と、堅実な先発登板だった。
アストロズの遊撃手ジェレミー・ペーニャ(28)は試合の先頭打者として死球で出塁し、二盗を決めた後、ヨルダン・アルバレス(28)の犠飛で生還した。アルバレスは四回の先頭打者としてレンジャーズの先発クマー・ロッカー(26)から今季16号本塁打を放ち、リードを2−0に広げた。
五回にはクリスチャン・バスケス(35)が見事に決めたスクイズとペーニャの適時打で4−0とした。
絶好調のクリスチャン・ウォーカー(35)が七回に3ランを追加した。直近3試合で4本目の本塁打となり、今季15号でアルバレスに1本差に迫った。ウォーカーは直近3試合すべてで3打点を記録しており、今季の打点を40に伸ばした。
