ドジャースの先発陣に、大物左腕が戻ってくる。
ブレイク・スネルが60日間の負傷者リスト(IL)から復帰し、11日(日本時間12日)に今季2度目となる先発マウンドに上がる。デーブ・ロバーツ監督が敵地でのダイヤモンドバックス戦前に明らかにした。
ドジャースは今週、トレード期限を前にタイガースからサイ・ヤング賞2度受賞の左腕タリック・スクーバルを獲得。そのスクーバルは、ロイヤルズとの初戦でドジャース移籍後初となる本拠地登板に臨む予定で、2戦目にスネルが先発する。
先発陣は今季ここまでドジャースの強みの一つだ。7日の試合前までの先発防御率は3.56で、メジャー全体5位。スネルとタイラー・グラスノーが長期離脱する中でも、ローテーションは安定した投球をしている。
左腕二人に加えてグラスノーも数週間以内の復帰が見込まれており、ドジャースの先発陣はシーズン終盤に向けてさらに厚みを増す。ロバーツ監督も「先発陣には勝負に出るための戦力がそろった」と手応えを口にした。
スネルは今季、左肩の疲労で開幕からIL入り。5月9日に今季初登板を果たしたものの、わずか1試合で再び離脱。その後、左肘遊離体の除去手術を受けた。この手術には「ナノニードル・スコープ(NanoNeedle Scope)」と呼ばれる手法が用いられた。スクーバルも今年、同じ手法による手術を受けている。
スネルは4度のリハビリ登板を経て復帰の準備を完了。最後の登板では傘下3Aオクラホマシティで73球を投げ、3回2/3を41ストライク。球数が多く五回まで投げ切ることはできなかったが、復帰に向けた最終段階を終えた。
スネルの復帰後、ドジャースは13日間で13試合を戦う過密日程に入る。そのため、エリック・ラウアーがすぐに先発ローテーションから外れる可能性は低い。ラウアーは今後、複数イニングを任される救援投手としてブルペンに回る見込みだ。
サイ・ヤング賞2度のスクーバルに続き、同じく2度受賞のスネルも復帰。ドジャースがシーズン終盤に向け、先発陣を整えている。
