カブスのエース候補ホートン、右前腕に違和感覚え二回で降板

Righty exited start vs. Guardians after 17 pitches out of caution

April 4th, 2026

カブスの右腕ケイド・ホートン(24)が3日(日本時間4日)、プログレッシブフィールドでのガーディアンズ戦に先発。しかし二回、ボー・ネイラーに速球を投じた直後にベンチに視線を送り異変を訴えた。

今季の先発ローテーションの柱として期待される右腕の早期降板は、チームにとって大きな痛手だ。球団は「右前腕の違和感」と発表しており、数日中にシカゴで精密検査を受ける予定だ。

クレイグ・カウンセル監督は「二回に投手が降板しないといけないような事態は当然心配になる。医師に診てもらい、おそらく画像検査も行う。ただ、そうしないといけないこと自体が、懸念だ」と語った。

カウンセル監督は、原因が明らかになるまでホートンを15日間の負傷者リストに入れる予定だと明かした。最初は右手首に張りを感じ、その後前腕の違和感へと変わったという。今季2度目の先発で、打者4人に対し17球を投じただけだった。

ホートンは「賢い判断をしたかった。以前も同じような状況で投げ続けて悪化したことがある。冷静な判断をしようと努めた」と語った。

また、この負傷が深刻なものではなく「かなり楽観的に考えている」と話した。

一回を三者凡退に抑えたホートンだったが、二回先頭でカイル・マンザルドに四球を与えた。その後、ボー・ネイラーにカーブでボール、続く93.8マイル(約150.9キロ)の低め速球でストライクを奪ったところで、ホートンはダグアウトを見つめ、クレイグ・カウンセル監督とヘッドアスレチックトレーナーのニック・フランジェラと話し合いを行った。

最後のイニングは球速が低下していた。今季は平均が95.4マイル(約153.5キロ)で、一回はそれと同等の95.5〜96.5マイル(約153.7〜155.3キロ)で推移していたが、二回に投じた最後の3つの速球は95.4マイル(約153.5キロ)、94.2マイル(約151.6キロ)、93.8マイル(約150.9キロ)と低下していた。

ホートンはそのまま降板となり、ベテラン右腕コリン・レイが登板した。

昨季も左腕ジャスティン・スティールのシーズン終了となる肘の負傷を受け、4月に先発ローテーションに入ったレイは、今季もブルペンからスタートし、先発陣に問題が生じた場合の経験豊富なバックアップとなっている。この日はホートンの後を受け、3回1/3を1失点に抑える好投だった。

カウンセル監督は「難しい場面だった。予想外だったし、あのタイミングで登板を考えていなかったはずだが、必要な仕事をしてくれた」と評価した。

カブスは9日のレイズ戦の先発が必要となる見込みで、レイがここでも有力候補となる。35歳の右腕は、昨季159回1/3を投げてチーム2位、防御率3.95を記録。さらにポストシーズン3試合では防御率1.17と好投した。他にも、今季序盤で複数イニングをこなすリリーフとして好投しているベン・ブラウン、さらに過去数年ローテーションに入っていたハビエル・アサドが3Aアイオワに控えている。

レイは「どうなるか見てみないと分からないが、カバーできる選手層はある。3Aにも準備ができている投手がいるので、決して悪い状況ではない」と語った。

ホートンは昨季、23試合で118回を投げ11勝4敗、防御率2.67、97奪三振、33四球を記録し、新人王投票で2位に入った。オールスター以降の12先発では防御率1.03と圧倒的な成績を残していた。

今季はベテラン左腕マシュー・ボイドに次ぐ2番手として開幕を迎え、初登板でも好投。リグリーフィールドでのナショナルズ戦では6回1/3を2失点に抑えていた。

「彼はチームにとって非常に重要な存在。早めに気づいたことで、大事に至らず、長期離脱にならないことを願っている」とレイは語った。