2年目のホートン、抜群の安定感でカブスを今季初勝利に導く

March 28th, 2026

ナショナルズ2-10カブス】シカゴ/リグレーフィールド、3月28日(日本時間29日)

今季初登板に臨んだケイド・ホートン(24)が、これからのカブス投手陣の中心を担う実力があることを証明した。

今週、中堅手ピート・クロウ=アームストロングと6年の契約延長を結び、二塁手ニコ・ホーナーとも長期契約で合意したと報道されているカブス。三塁はアレックス・ブレグマン、遊撃はダンズビー・スワンソン、一塁はマイケル・ブッシュと内野は固まっており、着実にコア層の立場を固めていっている。

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その中で、投手陣の柱となりつつあるのが、メジャー2年目を迎えるホートンだ。この日もテンポの良い投球でナショナルズ打線を封じ、6回1/3、75球を投げて4三振、1四球、4安打と抜群の安定感を見せた。

チームが主力選手たちと長期契約を結んでいることについて、ホートンは「本当にいいことだと思う。これからも一緒にいると分かることで、チームメイトとより良い関係を築ける」と語った。

「厳しい時も、うまくいっている時も、浮き沈みも一緒に戦う仲間だからね。土台はできている。あとは一日ごとに集中するだけだ」

ホートンの好投でカブスは今季初勝利をマーク。クレイグ・カウンセル監督は、続投も可能だったとしながらも、今年が初のメジャーフルシーズンとなることを踏まえて、慎重な判断をした。

ホートンは昨年5月に昇格し、当時負傷者が相次いでいたローテーションの重要な戦力として定着。オールスター後は特に好調で、後半戦12先発で防御率1.03を記録し、ナ・リーグ新人王投票では2位となった。

この日も、最初の3回はわずか28球とパーフェクト。四回にはジェームズ・ウッドに逆方向へのソロを喫したが、それ以外は危なげない投球を見せた。

打線は二回に4点、さらに六回にはイアン・ハップの3ランなどで4点を追加し、右腕を援護した。ホートンは持ち味の打たせてとる投球を発揮し、ゴロアウトを10個奪い、2度の併殺でイニングを締めた。フォーシーム、チェンジアップ、スイーパーを中心に、シンカーとカーブも織り交ぜた。

カウンセル監督は「昨年もよく見た投球だった。ストライクゾーンで勝負し、早いカウントでアウトを取れる。結果的に球数も少なくなる」と評価した。

「姿勢や落ち着きが素晴らしいし、ストライクを投げてカウントを有利に進めることもできる。自分の球を信じている。ボールの質も良く、芯で捉えるのが難しい。打たせれば、今日のように守備がしっかりプレーしてくれる」とハップは称賛した。

ホートンは、七回にこの日4安打目を打たれた後、スタンディングオベーションを受けてマウンドを降りた。これで、2失点以内の連続先発登板数を13に伸ばし、球団新記録を樹立。これまでの記録は1909年にエド・ルルバックが記録した12だった。また、リグレーフィールドでの防御率1.75は、1913年にジョージ・ピアースが記録した1.55以来、最初の12試合のホーム登板としては球団最低に近い数字となっている。

ナショナルズのブレイク・ブテラ監督は「本当に素晴らしい投手だ。対戦前から分かっていた。球威があり、マウンド上での競争心が強い」と評価した。

カブスが今季10月に目標とする場所へ到達するためには、ホートンがエースとしてさらに成長する必要がある。

「彼はより大きな存在になる。5日ごとに先発し、チームに必要な投手だ。最高の状態でいてもらう必要がある。見るたびに印象的な投球をするし、これからさらに良くなるだろう。これからがますます楽しみだ」とハップは語った。