先発左腕セール、9度目の200三振 チームはサヨナラ勝ち

3:17 AM UTC

【レッズ2−3xブレーブス】アトランタ/トゥルイストパーク 9月23日(日本時間24日)

ブレーブスのクリス・セールが、また一つ球史に名を刻んだ。

セールは23日(日本時間24日)、本拠地で行われたレッズ戦で10三振を記録し、シーズン200三振に到達した。通算9度目となる大台到達。試合は延長十回、ブレーブスがサヨナラ勝ちを収め、セールにとってレギュラーシーズン最後の登板を白星で締めくくった。

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左腕は、使命感に燃えていた。レギュラーシーズン最後の登板にもかかわらず、プレーオフを思わせるほどの気迫で打者に向かい、来週から始まるポストシーズンを見据えた投球を披露した。

「試合前に自分に言い聞かせたんだ。ここでは、できるだけプレーオフの試合のような感覚で投げたい、と。しっかり集中して、そこで自分のベストを出せるようにしたかった」

レギュラーシーズンの最後の一戦を、ポストシーズンの初戦のように――。セールはすでに、次の戦いを見据えている。

セールは特別な思いを抱いてマウンドに上がった。

試合前のウォームアップを始める直前、かつてホワイトソックスで投手コーチを務めたドン・クーパー氏が亡くなったことを知らされたのだ。クーパー氏は、セールにとってメジャーで初めて指導を受けた投手コーチだった。

「彼がいなかったら、今の自分はここにいない」

セールはナ・リーグ・ワイルドカードシリーズ第1戦の先発が予定されているため、この日の登板は通常よりも短くなると分かっていた。しかし五回を終えた時点で199三振。あと1個で大台に迫り、もう少し投げる時間が与えられた。

「五回を終えて戻ってきたときに、『どうだ?』と聞いたら、まだ投げたいと言った。だから私は、『分かった。ただ、100球未満には抑えたい』と伝えた。彼も『それで大丈夫だ』と言っていたよ」とワイス監督は振り返る。

六回、先頭のエリー・デラクルーズを中飛に打ち取ると、2死からサル・スチュワートを見逃し三振に仕留めた。フルカウントからの97球目は内角へ外れているようにも見えたが、球審デレク・トーマスはストライクをコールし、節目の200三振を達成した。

ウォルト・ワイス監督がマウンドへ向かうと、ブレーブスの内野手が次々と集まり、偉業を称え、セールは大歓声を浴びながら降板。球場にはブルックス&ダンの「Hard Workin' Man」が流れた。

シーズン200三振以上を9度記録したのは史上6人目。左腕では、憧れの存在だったランディ・ジョンソンに並ぶ史上2人目となった。

「特別な瞬間で、楽しい夜だった。球場全体にエネルギーが満ちているのを感じた」

この日のセールは、初回先頭のフアン・ブリトにソロ本塁打を浴びたものの、その後はレッズ打線を無失点に抑えた。5回2/3を投げて2安打1失点、10三振。レギュラーシーズンを防御率2.16で終えた。

Sale joins his idol Randy Johnson as the only left-handed pitchers in MLB history who have recorded nine or more 200-strikeout seasons. Nolan Ryan (15), Johnson (13), Roger Clemens (12) and Tom Seaver (10) are the only pitchers with more than nine such seasons. 

“I'm thankful for the people that got me here,” Sale said. "I'm thankful for being able to do it.” 

Sale surrendered a leadoff homer to Juan Brito and then kept the Reds scoreless over the remainder of his 5 2/3-inning effort. The 37-year-old southpaw ended the regular season with a 2.16 ERA. MLB’s only qualified pitchers with better marks are Jacob Misiorowski (1.86) and Cam Schlittler (1.94).  

Greg Maddux (1.56 in 1994 and 1.63 in 1995), Reynaldo López (1.99 in 2024) and Warren Spahn (2.10 in 1953) are the only other Braves pitchers since 1920 who have posted an ERA of 2.16 or lower over at least 25 starts in a season.

2021年から23年までの3年間は、負傷の影響でわずか151イニングしか投げられなかった。それでも復活を遂げ、2024年には自身初のサイ・ヤング賞を獲得。アトランタで迎えた3年目の今季も、25試合に先発して防御率2.16、200三振と圧巻の数字を残した。

37歳以上のシーズンで、25試合以上に先発し、防御率2.20以下を記録した投手は、1950年以降ではセールを含めて3人しかいない。ジャスティン・バーランダーが2022年に1.75、ロジャー・クレメンスが2005年に1.87を記録している。

偉業を達成したエースの次のマウンドは、ポストシーズンだ。