顔面7カ所骨折の指揮官 ダグアウトで“捕手仕様”の完全防備

May 10th, 2026

「念には念を」

今季、ファウルボールで顔面骨折を負ったオリオールズのクレイグ・アルバーナス監督が、再び本拠地で再びヒヤリとする場面に遭遇した。

アスレチックス戦二回、オリオールズの主砲ピート・アロンソが放った打球速度67マイル(約108キロ)のファウルライナーが、一塁側ダッグアウトへ。打球は、アルバーナス監督が立っていた階段付近を襲い、ダグアウトは一時騒然となった。

指揮官は、4月13日のダイヤモンドバックス戦でジェレマイア・ジャクソンの放った打球が顔面を直撃。顎の骨折に加え、顔に少なくとも7カ所の骨折を負い、地元病院へ搬送されていた。その際は、チームの逆転勝利を最後まで見届けることができなかった。

今回は大事には至らなかったものの、今季2度目の“ニアミス”に、ベンチ内にも緊張が走った。

指揮官は前回の負傷後も、その出来事をユーモアに変えていた。翌日にチームへ戻ると、報道陣が腫れ上がった顔を撮影しやすいよう、自らポーズを取ってみせる場面もあった。

今回も、持ち前の明るさは健在だった。

アロンソのライナーを間一髪で回避したアルバーナス監督は、まずキャッチャーミットを取りに行き、「次に飛んでくる打球は自分で捕る」と言わんばかりの仕草を披露。だが、それだけでは不十分だと感じたのか、さらにダグアウトの反対側へ向かい、キャッチャーマスクも装着。

最後はマスクの上に帽子を重ね、そのまま普段通り階段脇の定位置へ。“完全防備”の姿で、その後のプレーを見守っていた。