【フィリーズ5-2ブルージェイズ】トロント/ロジャーズセンター、6月8日(日本時間6月9日)
ここ数週間、多くの人が期待していた無失点投球ではなかったが、フィリーズ先発のクリストファー・サンチェスはまたしても印象的な投球を見せた。
3日(日本時間4日)のパドレス戦で、連続無失点イニングが50回2/3で途切れた左腕は、ブルージェイズとのシリーズ初戦で7回を投げて2失点に抑え、5-2の勝利に貢献した。
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5-0とリードして迎えた三回、サンチェスはストローに二塁打を許すと、ハイネマンとピニャンゴの連続ゴロの間に最初の1点を失った。続く五回には、クレメントが0-1からの速球を捉え、左翼へのソロを放ち、2点目を許した。
しかし、これ以上は崩れなかった。六回には、先頭のピニャンゴが二塁打を放ち、右翼手ガルシアが打球の処理にもたつく間に三塁へ進みピンチを招いたものの、後続のスプリンガー、ルークス、ゲレーロJr.を連続三振に仕留め、力強く拳を突き上げてダグアウトへと戻った。
「ランナーを塁に残したままマウンドを降りるのは好きじゃない。今日は100球くらい投げていたけれど、それでも最高の気分だったよ。あそこまで任せてくれた監督には本当に感謝しているし、試合後に直接そう伝えたんだ」と、サンチェスは試合後に語った。この日は計107球を投げた。
最終的に7回、4安打、1四球、10三振。今季、サンチェスが2桁奪三振を記録した登板は、これが4度目だ。この日の勝利を導いただけでなく、前シリーズのホワイトソックス戦で、勝ち越しながらも自責点16を許していたフィリーズ先発陣の悪い流れを止める好投だった。
今季のサンチェスが特別な理由は、安定して長いイニングを投げ続けていることだ。5月5日(日本時間6日)からの7試合連続で、最低でも7イニングを投げている。
「球種の組み合わせが上手くいっているんだと思う。球種やコントロールに変化をつけながら、バッターがどの球種を待っているのか、駆け引きをするようにしている。打席の中で、バッターの目線を少しずつ狂わせるように意識しているよ」とサンチェスは説明する。
試合前にローテーションを称賛していたドン・マッティングリー監督にとって、その投球はまさに期待通りだった。
「クリストファーはいつでも良い投球をしてくれるという期待感がある。登板のたびに、6回か7回までは投げてくれると感じる。もしそうならなければ、『おや』と思うくらいだ」とマッティングリー監督は語った。
指揮官は、試合後も称賛の言葉を繰り返し、七回までサンチェスを残したことについて、良い判断だったと感じていると語った。
「サンチェは本当に信頼できる投手だよ。どんな状況でマウンドに立っていても、彼なら大丈夫だと安心できる」とマッティングリー監督代行は言った。
攻撃面では、打線が5安打で5点を挙げて援護。エースは今季8勝目を挙げた。
ブラッド・ケラーが八回、ヨアン・デュランが九回をを無失点に抑え、試合を締めくくった。デュランはここまで16度のセーブ機会の全てを成功している。
外野手のガルシアは二回、ブルージェイズの先発パトリック・コービンから今季7号となるホームランを放ち、フィリーズに先制点をもたらした。直近5試合で3本目となった。
マウンドに誰が上がっているかを知っていたガルシアは、早い段階で得点することが勝利につながると分かっていた。
「サンチェがマウンドに上がっている時は、できるだけ多くの点数を取ることが重要なんだ。素晴らしいピッチャーだからね。彼のピッチングのクオリティを考えれば、早い段階で援護できれば、ほぼ確実に勝てるゲームになるんだよ」と、ガルシアは語った。